寺を継ぐ

友人が、インドの寺院を継ぐことになったという。
継ぐ人がいなくて誰かいない?ってなって、あ、俺やります!と手をあげたという。
日本人なのにできるのか?でも彼はインドが好きだし、特にインド料理が好きで現地で料理も教わったり作ったりしてるし、顔も濃くてインド人と間違われるし、問題ないか。
家族はどうするんだろう。お子さんもうちと同じくらいなのに。

そんなことを思いながら私もインドへ行く。
彼はもう、現地の人たちにすっかり溶け込んでいた。
疾走するトラックに長女と飛び乗らせてもらった。
めちゃくちゃ怖かった。

久しぶりにインドの夢をみた。
もわっとした湿度と排気ガスのにおい、埃っぽい空気まで再現されていたように思う。

起きてから夫に話したら、あり得る、と笑った。
今度会ったら、彼にも夢の話をしよう。たぶん喜んで聞いてもらえるはず。

スーパーで一本ワインを買う。
しばらく前から、お休みの日の前日はお酒を飲んでも良い日とした。
出産で体質が変わるとはよく言うけど、次女の出産で一番変わったのは、ワインが美味しく感じるようになったこと、かも知れない。
一本1000円しないようなワインを十数本飲んで、自分が好きなのは赤だとシラーズ、白だとゲヴェルツトラミネールだなと思った。

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