習慣化チャレンジ78日目 席書大会楽しみました!

この頃、その日のうちに投稿できていましたが、昨日は疲れていたのか、21時台には寝てしまいました。

席書大会は、作品の出来は良くありませんでしたが、終わってからの爽快感と言うのか、とにかく楽しかったです。しかも、最後の最後に少しだけ汚してしまい、これで入賞には届かなくなりました。もちろん、箸にも棒にもかからない出来ではあるのですが(苦笑)

それはさておき…

今回、当日の朝に筆を変えると言う決断をしました。

それまでの筆は、腰が強いタイプで、ずっとそれで課題のお稽古に取り組んでいたので、線はきれいに出るようになっていました。が、筆の入り方がお手本のようにならずに、悶々としていたのです。

新しい筆の方は、墨の含みの良い柔らかいタイプのもので、柔らかく入ることができ、今まで悩んでいたお手本と同じ入り方がいとも簡単にできました。しかも、『はらい』などの部分もお手本のようになりました。が、書き慣れていないので、線が上手くでない可能性がありました。

実際、線のきれいさは乏しかったのですが、ストレスの元凶は『入り』の方なので、気持ちよく書ける後者の筆を選択しました。

ちなみに、どうしてその筆を最初から使わなかったのかと言えば、その課題はほとんどの人が前者の筆で書くので、それに倣い、それで普通に書いていたからです。

ところが、当日の朝、もうお稽古はしない予定でしたが、突然不安になり、急きょ軽くお稽古をしようと思い立ち、大会で使用するためにコンディションを整えた筆を使うのも気がひけるので、違う筆で文字の形だけみようってことになったのです。そして、その時に使ったのが、当日大会で使った筆なのです。

目から鱗でした!

それまでに苦労し、しかも出来ずに悶々としていた『入り』が、筆が違うだけでこんなに簡単にできるなんて!

普段、半紙課題を書く時に、楷書の筆と草書及び行書の筆は分けていて、今回の課題である行書は、大会で使用した筆と同じタイプの毛の筆で書いていたのです。

何故ずっと気付けなかったのでしょう(苦笑)

昔年の悩みが一瞬で解決した瞬間って、そのような感じですよね。答えは案外すぐそばにあるものです。気付けるか、気付けないかの違いなのです。

そんなこんなで、ストレスが少なく伸び伸びとした字が書けた気がします。そろそろ悩みすぎで、字に影響が出ていたのですよ。それまでお手本に近く書けていたのに、段々とお手本とは別の物になっていたのです。それで、朝不安になったのですよ。もう一度見直さなければと…。

おかげさまで、お手本に近い配置や文字の形で書くことも出来ました。その点も満足です。私らしく、力強くも書けました。

始める前は、期待されていると勝手にプレッシャーに感じ、あわよくば賞に入れるのでは?と欲をかき、自分は上手いと過剰な自信を抱き、そしてそんな自分に軽く嫌悪感を抱き、失敗したらどうしようと悶々とし、結果が悪くてがっかりされたらどうしよう…と、とにかく外にばかり目を向けていたので、楽しめる気がしなかったのですよ。それが、筆を変えたことで吹っ切れたんですよね。

当日の移動が1人でなかったのも良かったです。もう1人の先生とそのお子さんも一緒でした。

和気あいあいと会話しながら行ったので、変な緊張も解れたんですよね。彼女がおっとりとした性格なのも幸いしました。本当に感謝です。

最後の最後に自分の不注意で汚してしまったので、その時点で入賞はできなくなりましたが、その作品を愛せるかと言えば、答えは『はい』です。そのことが爽快感を生み出しました。そして、とにかく楽しかったです!

#習慣化チャレンジ #日記 #78日目  #書道 #席書大会

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