「自分は死ぬべき」と戦ってた話

いや、これホントびっくりしたんですけど。
離婚した後

「１人の人生を汚した最低な女」
「一般女性と偽って、本当はゴキブリの癖に結婚相手を騙した」
「親に迷惑かけて振り回した」
「妻にも、母にもなる資格のない女」

みたいな、元夫からの侮蔑やら世間的一般論から外れた疎外感やらと自分の思考がぐっちゃぐちゃに混ざって強烈な罪悪感になり、

毎晩、毎時間？自分の脳みそをボコボコにしてくるんですよ。

頭では「彼はなんかおかしかった。別れるべきだった」ってのは理解できているし、家族、友人に離婚に至るまでの話をすればする程彼の有り得なさと、私に対する慰めを沢山頂きます。
私を大切に思ってくれればくれる程、彼への強烈な批判や怒りを露にします。

その気持ちはとても嬉しいのに
ボコボコにされてる彼の人間性に巻き込まれて「そんな彼を一生懸命大事に愛したかった自分」もケチョンケチョンになっていくんですね。

思いやってくれるすべての慰めの言葉が一番心の弱い所をザクザクしちゃうんですよ。
あ、ありが、いてて、ありがｔ　イタイイタイヤバイでも辞めてって言えない。彼を庇う馬鹿な女になりたくないけどこれ聞くの相当痛いぞ？困った。

人を慰めたり、元気付けたりさせる相手も善意という膨大なエネルギーを使ってくれている。
慰めてもらったらなるべく早急に「元気にならないといけない」じゃないと迷惑になる。

なのに慰められるほど、励まされるほど傷ついてしまう。恩を仇で返すような、関わるのが面倒くさい女になってしまっている。慰められてるのに涙が・・・・出すわけにもいかないので「ありがとう！」と短めに切り上げ、それから友達に相談という道は絶った。危険すぎる。

こりゃまずいぞ。なんとか周りを不快にしない為にも自分で乗り切らなきゃ。

とりあえず「早々に元気になった振りして仕事に夢中になる自分」でしんどい、辛いを握りつぶす事にした。

丁度繁忙期だったのをチャンスだと思い、
「離婚？そんなんで傷ついてる暇はないんだわ！忙しくてね。私がやりきらなきゃ！！やってみせるさ！！」
結婚前のそこそこ男気のある姉御マインドを作り上げて、毎日へとへとになるまで働いて、疲れに任せて寝た。働いていれば少なくとも周りの評価は上がっていく。

だけど脳内感情は容赦なく襲い掛かる。
寝る時、休むとき、酷い時はトラクターの運転中

【お前何の為に生きてるの？これから何して生きていくの？欠陥女。汚い女。気持ち悪い。生きてんのやめなよ。迷惑だよ。】

頭に住み着いた暴力的な思考がガンガン殴ってくる。
これが、ほんともうびっくりするくらいしんどい！('A`)
心臓締め上げてくるし、呼吸も浅くなりやすい。深呼吸すりゃ涙がぼたぼたいくらでも出てくる。

かと言って心配されるとさらに情けなさに死にたくなるので、人前では泣けない。
モラハラ夫からの「お前の悩みも、弱みも、汚くて、見たくない」がどっぷりべったり浸透していた私の脳みそは

「心配してる人に自分の弱みを見せること」が
「人にゲロぶっかけるくらい失礼で不快な行為」になっていた。（今でもその意識はある）

じっとしてるとネガティブな思考が止まらない。
酔い潰れなきゃ寝ることも出来ない。
助けを求める事も出来ない。

自分、やべーーーじゃん！！！Σ(ﾟДﾟ)

しかしやべーのは自分の精神状態だけじゃない。
仕事の人手も全然足らない。気力も体力もギリギリなのに寝れないから更に朦朧としてくる。でもバレるわけにはいかない。事故る訳にもいかない。
今の精神状態で両親に
「やっぱり離婚するの、もっと後に延ばせばよかったね」
「やっぱり女１人の酪農は無理だね」とか言われたら、精神ＫＯされて天に召される。いや、ほんとに。マジで。

これ以上近しい人の失望を受けたら。もう、保てない。

苦しい。助けて、痛い。心臓痛い。寝たい。寝れない。もう何もしたくない。助けて。助けて。
毎晩自室で独りになると悲鳴をあげる脳みそに。
生きてる価値なんてないよ。ゴキブリ。ゴミ。死ね、死ね
心を殴り続ける脳みそに。

(ﾟДﾟ)「うるせーーーーーー！！！なんとかなる！！！大丈夫だ！！！働けばなんとかなる！！！私！！最高！！！！！！」

弱った心を理性で殴りつけ黙らせ、とにかく労働で紛らわせた。
苦しい時程笑顔で、泣きそうな時程キャビンの中で「私！カッコイイ！！」と叫んで。
認めるもんか。私はゴキブリじゃない！社長だ！！！

１０月中旬くらいに繁忙期を３人体制で乗り切った。
仕事も沢山覚えた。トラクターも３台乗りこなした。
成長した自分。やっと離婚で失った自信も

戻らない！！！！！！！！！ｶﾞ━━(;ﾟДﾟ)━━ﾝ!!

全然戻らないどころか冬になって農作業も落ち着き、紛らわせる仕事少なくなった途端
握りつぶせなかった暴力思考が何倍にも膨れ上がって全力で襲ってくる。

親しい人を失望させるのが怖い
ある日自分がゴキブリだと気づいて幻滅させたらどうしよう

人と喋るのが怖い
家族と喋るのすら怖い
言葉を選んで、気を使って、言われる言葉にビクビクしてしまう
でもそれがバレたら相手を傷つけてしまう。絶対に気づかれてはダメ
笑え
働け
楽しんでるふりをしろ
自信のあるふりをしろ

いや、やべーーーじゃん！！！！(ﾟДﾟ)（２回目）

いよいよ１人で解決出来ない事に気づいた。こりゃやべえ。
田舎、狭いコミュニティではだめだ
寝るのを諦め、夜な夜なインターネットをサーフィンし、希望を見出したのが

twitter

なんとかこのﾂｰﾙを使って脳内の「お前は死ぬべき」マンを追い出す。次回は精神ボロボロ女が自己承認力を上げるためtwitterを活用した時の話を書きます！

※顔文字を使ったり、カジュアルな表現のせいで同じ体験をした人を不快にさせてしまいましたら本当にごめんなさい。

※まだ私の「悩みを人に話すのが申し訳ない。みっともない。」が治ってないので、なるべく重たくならないよう無意識におちゃらけてしまう部分はありますが、本人割と真剣に取り組んでるので、許して頂けたら光栄です。