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クリスマスにはシュトレーン

11月になって街の装飾がクリスマス一色になると、やらなくてはならない事が次々に頭に浮かんで、落ち着かない気持ちになりますね。

お歳暮の手配をしなくちゃとか、今年の年賀状どうしようとか、クリスマスの支度どうしよう、とか。我が家では、クリスマスには鶏に好みの詰め物をして焼きます。が、いつもの鶏肉屋さん、閉店してしまったんですよ。😢ちょっと電車を乗り継いで買いに行くか、冷凍で取り寄せするか、思案中。これもコロナの影響なのでしょうか、結構人気店だったと思うのですが。

それから、クリスマスのシュトレーンのフルーツの漬け込みを始めないといけないですね。私は、真ん中にマジパン(アーモンドのすり潰しと砂糖を練ったもの)を入れて焼くのが好きです。12月になったら、毎日薄ーく切って食べるのです。このマジパンが、終盤に差し掛かるころ、パン生地の中に溶け込んでゆくのです。これが美味しい!!毎年、美味しくなるころに無くくなるので、「もう一本焼いておけばよかった。」と後悔しています。

産着にくるまれたイエス様を模したと言われるシュトレーン、産着っぽさを出すために、上からたっぷりの粉砂糖はかかせません。焼きあがったら、バター液にドボン、グラニュー糖をまぶす、それから粉砂糖ですから、かなり振らないと、真っ白にはなりません。昔のドイツのお菓子の甘味は、自国で採れない砂糖ではなく、ハチミツから摂っていたことを考えると、かなり高級なお菓子です。

ドイツでは、クリスマスのお菓子だったそうです。普段のお菓子は、薪を沢山使うオーブンではなく、コンロをつかうパンケーキのようなものだったのでしょうね。

日本のお正月で、いくらやかずのこ、カニと言った高級食材を扱うような感覚でしょうか?クリスマスも年に一度のイベント、皆の想いが籠っていますね。

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