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香りも味わい

長年、フェネルをハーブの様に扱ってきたけれど、どうも野菜としても扱う物らしいと、最近氣がつきました。生のフェネルの新鮮なのが、入手できたせいもあります。

ジャガイモの切り口に、塩とフェネルシードを付けて、オーブンで焼いたものや、ライ麦パンにフェネルシードを入れたものは、大好きですから、香りも勿論好きです。これは、ドライハーブですが。

イタリア料理では、生のものは茎の根本の太いところをスライスして、フライにしたり、タルトにしたりしているみたい。最初に買ったフェネルは、とうが経っていたらしく、フライにしたら、固くて、噛みきれない。イタリア人は、歯が丈夫なのだろうかと思う位。

最近利用している無農薬野菜販売は、色々目新しいものを扱っているのが嬉しい。ルーバーブや、イタリアソラマメ、フェネル、ズッキーニと、旬のものが色々登場して面白いです。

農家の方ではなくて、家庭菜園指導をしたり、収穫体験を実施している方なのですが。大船のアトリエキッチンというところです。

そのままだと、ちょっと癖の強い香りですが、火を通すといい香りになります。ズッキーニの花も料理すると、いい香りがするから、香りも味の一つということでしょうか。

日本でも、桜餅の桜の葉の香りや、柏餅の柏の葉の香りを味の一つとして好んでいるように、欧米の方も植物の香りを味の一つとしているのでしょうか。

そして、植物の香りを楽しむのは、春と夏、秋のようです。やはり冬は寒いから、植物も限られますからね。太陽の下で育った植物の香りも楽しむというのは、長い冬を耐えてきたからの喜びからもしれませんね。


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