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2匹の狼

ある晩インディアンチェロキー族の老人が、孫に、人々の心の中に起こる闘いの話をしていました。

「この闘いは我々の心に住む2匹の狼の闘いなんだ。
一匹は悪を象徴する。恐れ、怒り、妬み、悲しみ、後悔、欲、傲慢、自己憐憫、罪悪感、恨み、劣等感、嘘、うぬぼれ、優越感、エゴ。

もう一匹は喜び、平和、愛、希望、分かち合い、安らかさ、謙遜、真実、思いやり、信頼の象徴だ。」

孫はちょっと考え込んでいましたが、やがて老人に聞きました。

「どっちの狼が勝つの?」

老人は答えました。

「お前がエサを与える方だよ」

Tale of Two Wolves

世界の見え方は自分次第とか、
戦うべきは相手じゃなくて自分だとか、
それって実際難しい
自分自身と戦って自分自身と比べて勝とうとするのってなんかよく分からなくて
自己否定に思えちゃって上手くできない
このオオカミの話みたいに考えたら
自分の感情との向き合い方も
上手く出来そうだなと思った

生きていく上で目に見えない感情と戦う場面が多すぎて
見えないからこそ太刀打ちが出来ずに
苦しんで落ち込んで消えたくなっちゃう
感情と戦うことをやめて
自分の中にいる2匹の狼と向き合おう

ネガティブな感情を全部捨て去ることなんて絶対出来ない
そういう自分がいて、そういう狼がいることを認識して
出来るだけ餌をあげないように生きていたい

自分の中の信頼の狼が力強くかっこよく生きてくれるように
たくさん餌をあげていきたい

2匹と生きる
どんな感情も否定せず
でも信頼の狼だけが成長していけるように

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