汝、星のごとく
瀬戸内の海に憧れている
この本を読んでからずっと
本を読んでこんなに辛くなったのはいつぶりだろう
最初に読んだ時、涙が止まらなかった
二度目も涙が止まらなかった
暁海の強さに心が震えた
凪良ゆうさんの紡ぐ物語が好きだ
キラキラしていてでも胸がギューッと掴まれて離れなくなる
瞼の裏に情景が浮かぶ
自然と涙が溢れてくる
僕は ふつう という言葉が嫌いだ
男女の恋愛 結婚 子供 家族 夫婦 幸せ
ふつうなんて存在しないのに人間は拘る
そしてそれを他者にまで求めてしまう
凪良ゆうさんの作品に出てくる人物たちはみんな ふつう じゃない
それがとても愛おしくて応援したくなって共に抗いたくなる
僕は僕のままでいいと教えてくれる
生きることは不自由なことばかりだ
だから自由を求める でも自由になった途端心細くなるのはどうしてだろう
1人じゃ生きていけないから
目の前にある愛に盲目になれたらどんなに楽だろうか
人間は平等なんかじゃない
不自由なことばかりを全部抱えて生きていく強さが僕も欲しい
この作品を読んでどうしてこうなってしまったのと悲しみにくれてしまった
人生そのものが思い通りにいかない
自分だけの人生だから何を選ぶのかは自分次第
僕は僕の選択を、自分に嘘をつかない選択を出来ているんだろうか
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