心の拠り所になるカフェ

自分にとって避難所のような、駆け込み寺のような、給水所みたいなカフェがあるといい
世の中がお盆という大型連休で浮かれている中、私も例外ではなかった
せっかくだから遠出しようとノリノリでお出かけしたらめちゃくちゃに疲れてしまった
自然に触れたくて海に出かけて海を見ながらご飯を食べた
台風が接近しているせいで波は高く、蒸し暑かった
お盆の影響でどこにいっても人がたくさんいて尚更疲れたような気になってしまった
静かで涼しい場所でやすみたい…
そんな時にいつもモーニングを食べに行くカフェに行きたくなった
モーニングの時間にしか行ったことがなくて昼過ぎに行くのは初めてだった
「お外暑かったでしょう」と店主さんに言われ、
「避難してきました」と笑い合う
アイスコーヒーとずっと食べてみたかったプリンを頼む
パートナーは深煎りが好きで私は浅煎りのコーヒーが好きだ
店主さんはそれを覚えていてくれて何も言っていないのに別々のコーヒーを入れてくれた
パートナーにはガッツリ深煎りのものを(豆の種類を教えてもらったけど名前が長くて思い出せない…笑)
私にはフルーティなエチオピアのコーヒーをいれてくれた
その些細な気遣いに心がほっとする
店内は涼しくてアイスコーヒーが暑さでほてった身体に染みる
さっきまでの喧騒が嘘のように落ち着いた時間を過ごした
たまにの遠出もいいけれどいつもの行き慣れたカフェでの時間が自分にとっては1番のオアシスなのだと気づく
そしてなによりも居心地のいい空間を作ってくれる店主さんがいることが私たちの最高の癒しカフェタイムになる
「今日はどこか行ってきたんですか？」っていう何気ない会話が心地いい
友達でも家族でもない距離感が私にはとても気楽で話しやすい
心の拠り所になるようなカフェがあると救われる
私もいつかそういう場所を作れたらいいなといつも思いながら過ごしている