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鎧を脱ぎ捨てたい

私が私のままで生きていたのは、、、。

年齢を重ねることに鎧を重ね着して ガッチガチになっていく私。気を許す大切な友人の前でも、まだ肩が張っている感覚があるくらい鎧を着ることが癖になっていた。しかし、気が合うと分かった瞬間に自分の魂のコアな部分を露出させすぎてしまうという相反するような自分もいて、そこに自分自身振り回されてきたように感じる。

その生きにくさに気がついていたものの、そこに向き合う体力も気力もないことを言い訳にずっと蓋をして、理由っぽい表面的なことを掬ってしばらく満足してここまで来てしまった。それでも、表面的な理由を探せただけで、前よりは呼吸しやくなっていた。でも、大切な人の前でも、顔に力が入っていることはとても悲しいことのように思えて、ものすごくショックだったのだ。そして ようやく、自己分析を逃げずにやってみる決心ができた。

自分の選択で生きている

今までは、自分が置かれた環境に対しての嘆きが多く、自分の行動について振り返ることはあまり無かった。環境が私をそう選択させているとばかり思っていたのだ。でも、周りの環境の影響はあるものの、選びとっていたのは確かに他の誰でもない自分自身なのだ。そのことに気がついた瞬間は、ものすごく喰らってしまって、正直 ショックだった。それに加え、これまで書いてきた文章にそれは色濃く滲み出ている。読み返すことで、自分が新たな視点で考え始めていることを痛感した。幼少期は特に、自分の力で環境を変えることは難しい。しかし、行動は変えられたはずだ。そのことに、気づき、言語化して取り込めたことは、自分にとって大きな変化なのだ。そのことを、全身で感じ取るのに少し回り道をしたが、今ここで気づけて本当に良かったと心からそう思えた。
そんな自己分析を続けて行く中で、私が初めて(と言ってもいい)自分の意思で実行に移した、小さなパーティーを迎えることとなった。初めて、自分がワクワクすることに全身全霊で向き合った今回のパーティーは、私にとって一生忘れられない社会勉強となった。参加してくれたみんなが、瞳を輝かせてただただ楽しそうに過ごしているのを見て、涙が出た。それは、企画や運営が大変だったとかそういう類の涙ではなくて、あったかい愛に対する涙だった。その日の私は、表情が驚くほどに柔らかかったと、協力してくれた大好きなお姉さんが教えてくれた。原点に戻ることで、また新しい扉を叩くことができた2023年上半期。これからも、ワクワクする気持ちに耳を傾けていきたい。

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