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ドラゴンヘッドとドラゴンテイル

GW中、5/5子どもの日にドラゴンヘッドが蟹座から双子座へ移動しました。ここから仲間探しの旅が始まります。

こんばんは。にゃんちーです。星読み屋さん時々タロット使い。noteは徒然なるままに、筆ならぬ指を走らせよう。(キーボード打ってるわけだし)
さて、今日は星読み屋さんとして書いていきます。

ドラゴンヘッドなんて聞きなれない言葉だと思います。そもそもドラゴンヘッドって何よ?って話ですよね。ドラゴンヘッドとは、魂の向かっていく先です。(いきなりスピっぽくてごめん。)ドラゴンヘッドは惑星ではなく…という、そもそもの話からすると長くなりそうなので、今回は分割でいきます。本題の星空通信にたどり着くの、きっと3つ目になります。とほほ。
ということで、このnoteではドラゴンヘッドについてをば。

ドラゴンヘッドって?

ドラゴンヘッドはその名の通り「龍の頭」なのですが、正反対のところには龍の尻尾=ドラゴンテイルがあります。ドラゴンヘッドとドラゴンテイルは対になっているわけですが、惑星ではありません。姿なき星といったところでしょうか。さて天文学の話になりますが、ドラゴンヘッドとドラゴンテイルは、地球から見た太陽の軌道=黄道と、月の軌道=白道との交点のことです。北がドラゴンヘッド、南がドラゴンテイル。
図にするとこんな感じ。

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ドラゴンヘッドもドラゴンテイルは、自分が生まれた時のホロスコープにもあります。この場合ドラゴンヘッドは魂の最終目的地であり、課題です。生まれた時のものなので一生変わりません。生涯通して今世の魂が取り組むこと、目指していくことになります。

今動いている太陽と月で作られるドラゴンヘッドも同じですが、1年半ごとに星座を移動していくため一個人にとってはある意味、一時的なものです。とりあえずこの星座に龍がいる間は、「みんなこっち向いていくんよ。ここの分野のステージアップしようね!」みたいな感じで捉えてもらえれば良いと思います。また人とのご縁を司る場所とも捉えられているので、双子座っぽい人間関係が作られていくことになります。

ちなみにドラゴンヘッドとテイルは、惑星とは逆方向に進んでいきます。GW前までは蟹座にあったドラゴンヘッドは双子座に動きました。周期としては1つの星座におよそ1年半滞在します。ここからの1年半、自分を含め社会的に双子座の性質に向かっていくことになります。

ちょっと小話:ドラゴンの由来

余談ですが、なぜドラゴンなのかという小話をちょろっと。
ドラゴンヘッドとテイルでは、日食月食が起こります。日食、太陽に月が重なって昼間なのに真っ暗になる、あれです。これを見た昔の人は、何かが太陽を食べちゃった…と思ったのだそうです。この現象を、おそらくこの神話に重ねているのだと考えられています。その神話とはインド神話のなかの、魔人ラーフの話。要約するとこんな話です。

神々が作った不死の妙薬を魔人ラーフが盗んで飲んでしまった!このラーフの行いを見た太陽と月が、ヴィシュヌ神に密告。不死の薬を盗み飲んだ罪として、ラーフはヴィシュヌ神に首をはねられます。この時、真っ二つにされたに頭部がドラゴンヘッド、胴体部分ドラゴンテイルと呼ばれるようになりました。しかし不死の薬を飲んでいるため体が分断しても尚、ラーフは死ぬことができません。ラーフは密告した太陽と月を恨んで、彼らを飲み込もうと追いかける龍となり空を移動しているのでした。まる。

ラーフが悪いんじゃ…と思いますけど、この神話と重寝ているのはとても興味深いです。体がぶった切られても死ねないという因業:前世の悪行が原因で招いた結果、つまり今の宿命に抗えずに、ラーフは太陽と月を食べようと空を彷徨う。今背負ってるものからは逃げられないこと、そして過去から背負い続けているもの(神話のラーフならチクられた憎しみ)に振り回されていることも良く分かります。

マニアックな話ですけども:尻尾を振り払う

ここからは割とマニアックな話になるので、もし興味があればお付き合いください。ちょろっと5/5のドラゴンヘッド双子座入りと絡めて書いています。

基本的にみんな自分のドラゴンヘッド、頭の方向に向かっていくのですが、じゃあドラゴンテイルは?と。生まれた時のホロスコープで見る、ドラゴンテイルの話を少し。

ドラゴンヘッドが今世での課題だとすると、ドラゴンテイルは過去世で培ってきたものになります。ドラゴンテイルは前世で習得してきたため、自分では無意識かもしれませんが自分の得意なことだったり、やり慣れていることだったりします。これは行動だけでなく、思考や感情の癖も同じです。ドラゴンテイルのある星座の気質が自分のベースにあります。自分の中では自然と出来てしまうという感じなので、これはある意味、今世での特典。しかしドラゴンテイルとドラゴンヘッドは正反対の性質。どっぷりドラゴンテイルの性質でいるというのは、過去世の自分を今世でもう1回生きているようなもの。しかし今世で進行方向はドラゴンヘッドなので、どこかで舵きりをしなくてはなりません。しかし龍の頭と尻尾で正反対の性質と言えど、根本的には同じで表裏一体です。

5/5にドラゴンヘッドが双子座に入りましたが、反対側のドラゴンテイルは射手座になります。この2つの星座は、好奇心・学び・コミュニケーションと言うキーワードで1本に繋がっています。このキーワードを中心に置いて、双子座と射手座で向いている方向が違うだけです。例えば双子座のコミュニケーション能力は誰とでもフラットに、そして近い範囲で繋がっていくのが得意。一方で射手座は、広くみんなに教えるというのが得意。教えるという段階で、射手座の方が上に立っているイメージです。別に射手座が上から目線だって言ってるわけじゃないです。すみません。あせあせ…。
コミュニケーションを広げる方向が違うと言いたいのであります。双子座は波紋のように同じ目線で横に広げていく。射手座は自分を頂点として下に向かって末広がりに広げていく。そんなイメージです。

ドラゴンテイルが射手座ということは、上から教えを広めるのが得意なのだけれども、時代は双子座なので横に広げていくのが課題となります。先生が生徒に教えるのではなく、先生同士つまり立場が同じ繋がりを作っていくだとか、生徒とも対人間として同じ目線に立つといった感覚に近いのだと思います。教壇を下りる、つまり尻尾を振り払う必要があるのであります!個人的にはドラゴンテイルは、ドラゴンヘッドに向かうための足掛かりとして使うのが良いかなと思っています。

毎度長い。今日はこの辺で。次回はGW前の1年半、ドラゴンヘッド蟹座について書いてゆきます。復習的な感じで。

したらばまたにゃーん。

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