見出し画像

備忘録:蟹と山羊と魚と私③

私のホロスコープにある、気に入っているしかし使い方に悪戦苦闘している三角形についてのお話です。
私の中の魚さんが話していると思って読んでいただければ!

前回のお話はこちらをどうぞ↓



こんばんは。にゃんちーです。星読み屋さん時々タロット使い。noteは徒然なるままに、筆ならぬ指を走らせよう。
(キーボード打ってるわけだし)
さて、今日は半分だけ星読み屋さんとして書いていきます。

できる限り専門用語を外して書いています。だいぶ湾曲、脚色して書いているので、星読みの解釈の勉強にはならないです、ごめんなさい。仕組みがわかると面白いので、そこが伝われば何よりです。

さらっと、前回までのおさらい

スクリーンショット 2020-07-08 18.10.09

太陽:蟹座で10ハウス。限りなくてっぺんに近いところにいる。

火星:山羊座で4ハウス。足元にいる。
   太陽とは正反対の位置にいるため、緊張状態。
   いわば蟹と山羊で綱引き。

木星:魚座で6ハウス。
   太陽の蟹とも仲良し。火星の山羊とも仲良し。
   蟹と山羊の仲を取り持つキーマン。

いわゆる調停の三角形というやつなのだ。

で、今日は魚さんのお話です。
語り手は魚さんです。

じゃあ、魚さんが仲裁役ってことですか?(ただの妄想)

そうそう!そうなんだよー。

蟹さんは仕事命だし、山羊さんは家事命だし。でもどっちもないと生活回っていかないじゃない?そもそも心身が健康でなければ、どちらも叶わないじゃない?だから魚の僕が蟹さんにも山羊さんにも、もっとリラックスしようよ〜って言ってるんだけどさ…。

蟹さんも山羊さんも、全然話を聞いてくれないらしい。

どっちもやればいいと思うんだ。だけど、どっちも120%やっていたとしたら、合わせて240%でしょ?どう考えてもキャパオーバーじゃない?蟹さんと山羊さんと二人合わせ100%じゃないとさ。もっと柔軟にやれれば良いのになって思うし、加減も必要だと思うんだよ。

だから魚の僕は6ハウスにいるわけ!
ここってさ、仕事と健康のエリアじゃない。働くこと。他人に向けての働きかけと、自分に向けての働きかけと両方ある場所なんだよ。国境なんて気にしないで悠々と泳ぐ僕みたいに、どちらもスイスイ行き来すれば良いのになって思うわけ。まあね、二人とも頑張り屋さんだから、せめて体が壊れないようにここにいるというのもあるんだけどさ。

蟹さんはハサミ持ってるし、山羊さんはツノ生えてるし、あんまりしつこく言いすぎると魚の僕は蟹さんに切り刻まれるか、山羊さん突き刺されて死んじゃうから怖くて。二人がヒートアップすると暑くなるのかな?時々僕の生息域の水がどんどん引いて行くこともあるから、冷や冷やするんだよー。

私の魚さん、命がけ。切実。

まあちっと占星術的に解説します、真面目に。

境界線は関係ないの!魚さんのエリアについて。

昨日の話と重複するが、書きますと、私の木星、つまり魚さんは6ハウスです。

実はどの星座も管轄する本来のハウスを持っています。
12星座は牡羊座から始まりますが、牡羊座は1ハウスの管轄、牡牛座は2ハウスの管轄…という具合です。

したがって魚座は、12番目の星座なので12ハウスの管轄。
12ハウスは目に見えないものを司っています。自分の過去や秘密、魂もここになります。他にも色々ありますが、共通点としては目に見えないというところです。目に見えない世界と、目に見える世界を自由に行き来できる場所ということでもあります。

そんな魚さんは、私の6ハウスを担当しています。
6ハウスは労働と健康のエリアです。なんでこの2つが同じエリアなのかと思うかもしれませんが、どちらも労うという点で繋がります。労働は他者を労い働くことであり、健康は自分を労い働きかける、ケアするということだからです。

私の魚さんは仕事も健康つまり自分のことも両立するタイプです。
どうして両立かというと、魚だから。
つまり魚座なのだけれども、魚とって国境は関係ない。地図上の海には間違いなく人間の作った国境というものがあるけれど、魚はそれを悠々と越えていってしまう。行き来自由に泳いでいる。魚座もそういう性質があるのです。

木星は拡大と発展の力です。良くも悪くも広げていく力があります。幸福の星とも言われますけど、木星があるハウスは恵まれていることも多いです。
しかも木星にとって魚座は旧宅です。今は木星のお家は射手座ですけど、昔は魚座にも住んでいたので、そこそこ正常に力を発揮してくれるだろうと思います。ちなみに今の魚座の家主は海王星です。

木星って、広げる力しか持っていないのです。魚さん、ごめん!
私の魚さんは、太陽の蟹さんとも、火星の山羊さんとも仲良しです。どちらか一方を広げ過ぎてしまうこともあります。無論、両方を広げすぎることもあります。もはやこれがデフォルトな気もしますが…。

例えば魚さんが蟹さんを援護したとすると、仕事200%になって家のことはないがしろになってしまう。山羊さんを援護すると、家事200%になって仕事に手が回らなくなる。時に山羊さんの家事ではなく、プライベートを援護すると自堕落な生活になってしまう。両方を援護したとしたら完全にキャパオーバーになる。こんな具合です。
実際、木星の意味の1つに、キャパオーバーというのがあります。

だからキーマンは、魚さん!

魚さんは握力弱めだし、蟹さんと山羊さんを止めることは出来ない。広げる力しかないので。だからこそ魚さんは、リラックスしよう!きっちり分けないで柔軟に泳ごうよと、蟹さんと山羊さん言っているのであります。

まさに、調停なのである。

この調停役の魚さんも他ならぬ私なのだけれども、ぶっちゃけ調停役というよりも煽り役として数十年君臨していたのだと思います。あせあせ。

ここで面白いなと思うのは、木星×魚座という組み合わせです。
この組み合わせの時の木星は、癒しの力を持つと言われています。天性の癒しの力とか言われることさえあります。だから健康優良児なのです!(そういうことじゃねぇ…)
私の6ハウスが木星×魚座なので、そもそも自分の心身を癒す力を持っていると言えるだろうと思います。と同時に、人を癒すことが仕事にもなるという読み方もできるだろうと考えています。後者はともかく、健康については実際に私は健康優良児だ!(もう大人ですが)
赤ちゃんの頃から重度のアトピーだったり、社会に出てから心身壊したりもしていますが、結局どれも今はないです。アトピーは他の星の配置によるものだろうし、心身崩壊は完全にキャパオーバーからきているので、木星のエネルギーがマイナスに出ていたのだろうと考えています。

終わりに(独り言)

自分が占星術つをやるようになって、ようやく魚さんのことに気が付いてあげられるようになりました。なんで私はこんなに忙しいんだ!と思っていたのだけれど、そういうことか、と。まだまだ魚さんの存在を忘れることもある。だから時々、魚さんが拗ねちゃってマイナスエネルギー暴走してキャパオーバーにもなります。なりますけど、あ!私の魚が干物になっちまう!と気がつけるようになりました。

今は休むのも仕事のうちだと割り切っています。本当に何もしない時間って贅沢なのですが、何もしていない自分に対する罪悪感が半端ないです。慣れないです。それでも休む!魚さんのために。
理想としては、そんなに肩肘張らずに、仕事しよ、家事しよって柔軟にやることです。でもこれはきっと、この三角形の意味に気がつかなければ、描けないものだったと思います。ちょっと前までの私は、完全に仕事とプライベート分けたいタイプだったし、どっちもキッチリこなしたくて、なんだかいつも疲れていたんだから。

魚さんは木星なので、がむしゃらに頑張るというよりも、堪能するのが良いのだろうと思っています。

やらな!と思うほどに仕事がある豊かさとか、やりたい仕事があることとか幸せよねー、と。お家が綺麗で美味しいご飯作ってとか、そういうことまで気が回るって素敵よねー、と。でも何もしない時間を持っているってこの上なく贅沢よねー!と思うようにしています。

社会的使命に命かける10ハウスの蟹座の太陽。
お家に命かける4ハウスの山羊座の火星。
拮抗する二人の間に、ある意味で両方を司る6ハウスに魚座の木星がいるというのは、なかなか面白い配置だなと我ながら思っています。この配置で唯一の癒し系である魚さん。私はそんな脱力系の魚さんが好きなのです。

以上です。いやはや長くなりました。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
これにて調停の三角形については終いです。

したらばまたにゃーん。

最後まで読んでくださってありがとうございます! もしよろしければ、また遊びに来てください🐱❤️ いただいたサポートは精進すべく勉強代・書籍代にあてさせていただきます。noteなどの発信や鑑定を通して還元していく所存です。押忍!