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永遠の愛って何でしょうねぇ~「ロビンとマリアン」映画感想

製作 1976年
監督 リチャード・レスター
出演 オードリー・ヘプバーン
   ショーン・コネリー
   ロバート・ショウ


英雄ロビンフッド、老いぼれて故郷に帰る。
昔の恋人マリアンとまた静かに暮らすことを夢見て。
ところがマリアンは尼僧になっていて
悪徳領主にいじめられている。
ロビン、また結局農民らと共に悪徳領主と戦う
という話なんですけど
今回のオードリーはまた尼僧・・
しかし今回はライトな感じで、戒律に縛られてる静かなシスターというより
アクティブな行動力ある溌溂とした女性。
元は、ロビンフッドの恋人ですから・・。
はじめは尼僧らしくおとなしく運命を受け入れ
だまって領主に捕まろうとしてるのですが
それを強制的に阻止しようとする
ロビンに振り回されるうちに徐々に昔の感が戻ってきて
生き生きとした跳ねっ返りぶりを発揮しだします。
おお~。いつものオードリーだぁ~。
となるわけですよ~。
ショーンコネリーは目が綺麗なんだよな~。
この時から結構な爺さん風なんだけどおちゃめな感じで・・
この、おちゃめなショーンコネリーと
オードリーの掛け合いが本作の魅力です。
ローマの休日の頃からまた一回り大人の哀愁がでてていいんですよ。

ただ、ラストがなぁ~。
いかにも古典的な感じで・・・。
あんまり好きじゃないな・・・。
あくまで僕の個人的好みですが・・

悪党領主、どっかで観たことあると思ったらジョーズの船長だ。

言っちゃうおうかな~
‼結末ネタバレしますよ~


永遠の愛を貫くため?
心中するんですよ。
マリアンがロビンに毒飲ませて、自分も飲んで・・
何でしょうね、古典恋愛ものお約束のこの結末。
時代背景なんでしょうかね。
生きるのが今とは比較にならないぐらい
大変な事だったという事ですかね~。
永遠の愛ってなんでしょうねぇ~。

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