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就活と一緒に終活する女子大生の独り言日記⑥

(これは昨年の9月末に書いたものです)

こんにちは。 朝晩は夏の終わりを感じる、心地いい季節になりつつありますが、皆様はどうお過ごしでしょうか。

私はありがたいことに、まだ夏休み期間です。 なんなら8月は研究活動や就活でかなり忙しく、今月からやっと夏休みが始まったように感じています。

実は実は、ここ何週間かとても気持ちが安定しています。 なんたって、夏休みなのです。

授業がないから自分のしたい勉強のみすればいいし、学校に行く機会も少ないので人に気を使うことも少ない、アルバイトも時短になったりしたので早く寝ることができます。 うんうん。 夏休みは最高ですね。 このまま一生夏休みでいてくれ、と思ってしまいます。

しかし、この最高な夏休み、社会人になるとないんですよね。 なんとも悲しい。 この長期休みが存在するからこそ、学生が最高である、みたいな考えが存在するのかもしれません。 それくらいお休みって素敵なことですよね。

いつもの長期休暇なら、夏休みの終了に向けて、ふつふつと絶望が沸き上がってきたりするものなのですが、今の私はかなり元気です。 実は少しだけ自分の中で考え方の変わる素敵なイベントが発生しました。

私には本当に小さいころからの幼馴染がおり、彼女は専門学校を卒業後都会で素敵に働いているのですが、そんな彼女と久しぶりに会うことができました。

彼女は私の中で友達というよりも親戚みたいなポジションで、「うちら最強卍」みたいなノリは一切なく、なんとも不思議な距離感を保っています。 彼女の家に遊びにっても彼女は私をほとんど気にせずテレビ見てたりします、そういう関係性です。 なんていえばいいんだろう、幼馴染が一番しっくりきます。 何はともあれ、私の人格形成に彼女や彼女の家族が大きくかかわったことは間違いないです。 それくらい私の人生において重要な登場人物である彼女に半年ぶりに会うことができました。

いろいろな話をしましたが、ふと、私が就職活動をしていることから、彼女の仕事についての話になりました。 正直、しんどいとか辛いとかだるいみたいな話を聞くのかな、と思っていたのですが、彼女は以外にも仕事が楽しいといっていました。 驚きました。 彼女は割と冷めているというか、私から見ると、いい意味であまりいろいろなものに期待をしない性格をしていて、仕事に夢とか情熱を載せているタイプではないのです。 そんな彼女が仕事を楽しいという、私にはかなりの衝撃でした。

お話を聞いてみると、仕事内容等ではなく、社会人同士の距離感、責任感と達成感、休日のありかたなどがお気に召しているそうです。

彼女曰く、コロナもあるけど働く人同士の距離は友達みたいにべたべたしなくていい、やっていることに責任感も達成感も感じるから社会の中でやっていけてる感があっていい。 あと、休みの日にバイトしたり、課題に永遠に終われたりすることもないから、休日は割とリフレッシュできる、らしいです。

彼女はかなり大きな企業に勤めているので待遇がいいことは間違いないのですが、それでも、私と感性が少し似ていて、ずっと知っている同年代の人が「働くの学生の頃よりもっと楽しい」と教えてくれたのは、私の中でかなり希望なのです。 私はネガティブをこじらせているのでそれで、人生はハッピーだ! とはなりませんが、少なくとも、就活と夏休みの終わりにおびえる気持ちは薄まりました。

ありがとう幼馴染。いつ会えるかわからないですが、あなたが素敵な気持ちでいられることを、あなたがいつも嫌いだという地元で願っています。


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