グッドニュースを探すのは難しい！

新聞をひろげても、テレビのニュースを見ても悲しく辛いものばかりのような気がします。
そんな中、何時も新聞を広げながら
｢グッドニュースはないかしら？｣
と、声をかけてくれるのは英語の先生です。先生はグッドニュースを教材に、大人に英語を教えているのです。

先生の広げた英字新聞を覗き込みながら、あれこれ探しますがなかなか無いものです。そんな中、先生は小さく書かれた人助けや、珍しい自然現象などの記事を見つけ出すのです。先生のこの姿勢は何時も変わりません。どんな些細な事にも目を配り、良い物を見つけ出そうとする心配りに驚きます。

私は、センセーショナルなもの、今話題に上っているものに引きつけられがちですが、先生は
｢大切な物は、日常の些細な事の中に有るのよ。｣
と、言わんばかりに小さなグッドニュースを探すのです。

そんな先生の傍にいると、人に信頼されるとはこういう事を積み重ねているからだなあとしみじみ思います。