憎んでる〜ということは〜愛してる〜ということ
推しの子 エピソード1
をNetflixで観た。
何気なく見始めて漠然と30分か40分くらいだと思って観ていたら‥
1時間22分!!!
映画かと思ったよ!!!?
「憎んでる」は「愛してる」ということ。
小説家の山本文緒さんがエッセイで言っていた。
このアニメの長尺プロローグを観ている時、その文言が浮かんだ。
対比がなければ物事に差異は生まれない。
この理論を発見した人の真意ではないが、私なりの解釈として、
負けがなければ、勝ちはない。
相反るものはいつも同等の価値を持っている。
憎むと愛す
負けと勝ち
今日と昨日
どちらかがないと、存在できないものがある。
「嘘をつくことが私の愛だった、嘘が本当になることを夢見てた。」
アニメの中のこんな台詞。
いろんな形の愛から始まり、
愛が展開を繰り返して、
愛にたどり着いた先にあるもの。
そんな現代社会の愛と闇の形が目の前に広がっていく、そんなストーリーだと思った。
偶然ですが、#10を観てからの#1は展開が劇的で魅力的でした✨
へんな見方‥💧
嘘をつく、という愛。
嘘をつかれた、という憎悪。
愛なんて、なんの形も持たない、普遍的で壮大でちっぽけなものが、この世界にずーっと存在してる。
人類誕生から、誰も実際に目で見たことのない愛というものの形。
戦争の原因も、宗教や思想の違いの根源にあるものは、それぞれが持つ愛の形の相違なんだと思う。。。
人類の行動の源は、全て愛に通ずるものなのだ。
普遍的な永遠のテーマ。
発した者にとっては愛だったのに、受け取った者にとっては憎悪を抱く結果になる。
不確かなものを信じることはとても怖くて繊細で勇気がいること。
不確かなものだからこそ惹かれる、ということもあるだろう。
夢も愛も不確かなもので、儚いもの。
その儚いものを追いかけながら、人は生きていくんだね、辛いね、うん、辛い。
でも、
不幸ということは、幸せということなのかしれない。
なんてことを、思いました🙏
合掌。
@スター@
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