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C-C-Bのラジオ

C-C-Bは楽曲も魅力的ですが、
メンバー個人のキャラクターも非常に魅力的でした。

それが最も現れていたのがラジオでしたね。

中心になって番組を進行しつつ、
4人のメンバーの手綱捌きをするリーダー渡辺さん

キレのあるトーク(下ネタとダジャレ多め)で
リスナーを笑いの渦に落とす関口さん

とんちんかんな受け答えで周りから
総突っ込みされるのがお約束の田口さん

時々遠くからギャハハハ!と笑い声が聞こえたりするが
コメントはややスベりぎみの笠くん

ラジオ番組にもかかわらず喋らないので
リスナーから「いますか?」と心配される米川くん


当時の我が家は日中と寝る前くらいの時間は
TBSラジオが流れている事が多く、
中学生くらいになって自分専用のラジオを持ってからも、
深夜ラジオはTBSを聴くようになっていました。

C-C-Bのラジオをいつから聴き始めたのか
記憶も記録もないのですが、
86年1月からスタートだとすると、
すでにハマっていた時期だと思うので、
いつも聴いてるTBSで番組が始まったのは
相当喜んだんじゃないかと思われます。

まあでもとにかく面白かったよね。笑

年末くらいから数ヶ月かけてYoutubeなどで
これまでのラジオ音源を聴きましたが、
今聞いても勢いがあってわちゃわちゃ感が楽しく、
芸人さん以外でこんな面白いラジオトークできる若い人って
今はいないんじゃないかなと思うくらい。
(アップして下さった方、本当に感謝です)

個別で出演していた番組もあるようですが、
5人(4人)でやっていたラジオ番組は以下の通り。

【「カラフルココナッツ」1986年1月 - 3月 】

番組タイトル曲はインスト曲の「カラフルコミックス」。

所さんの番組「進め!おもしろバホバホ隊」の中の
10分くらいのコーナー番組でした。

私はこの印象が強かったのか、
C-C-Bのラジオはずっとこのミニ番組のみと思っていました。
でもこの後長尺の冠番組を持つようになるんですね〜。(凄い!)

【「C-C-Bの進め!おもしろバホバホ隊」1986年4月8日 - 9月30日】

番組タイトル曲は「スクールガール」でした。

バホバホ隊の火曜日まるまるをC-C-Bが担当するように。
3時間近くの生放送だったようですがよくそんな時間あったなと
(何回か生放送を装った録音の回がありましたが)、
どれだけ仕事していたのか今となっては心配になるほどです。

この番組の中ではC-C-B関連以外でも懐かしい記憶が蘇りました。
関口さんが突然「ファッション エナジー」と
何回か呟く回があるのですが、
「あー そんなCM番組の合間に流れたなーー」と思い出しました。
あれはアパレル系の会社のCMだったっけか?

あと渡辺さんが「次は野沢直子のすっぽんぽんだ!」と
コーナー番組のフリをするのも
「なんじゃそのタイトル」と思いつつ「あったあった!」と
一人でウケました。笑

音源は基本的にはCMはカットされていましたが、
「いたずらジャックポット」の中で
草津スキー場のCMの歌が入っていた時も、
懐かしさで身悶えしましたね。笑

【「C-C-Bの気まぐれナイトフェイス」1986年10月11日 - 1987年4月4日】

番組タイトル曲は「東京ナイトフェイス」でした。
一番夜っぽかったよね。

土曜日の夜中に放送していました。
本当は23時半から30分の番組枠だったようですが、
TBSサイドで24時以降の番組が決まらなかったようで、
「番組引き伸ばし記念サンデーモーニングスペシャル」と称して
24時以降も30分間番組をやっていました。
(結局最終回までその引き伸ばし分の30分は続いていましたが)

バホバホ隊は21時くらいからの放送でしたが、
この番組は23時半から24時半と、ど深夜帯だったためか、
内容も一番下ネタが多かったかもしれません。。
そしてこの番組が終わる時に関口さんも脱退されました。


【「C-C-Bのいたずらジャックポット」1987年4月11 - 1988年4月9日】

番組タイトル曲は「Too Young」でした。
歌なしバージョンが使われているんだけど
コーラスの綺麗さが耳につきましたね。
この曲、不思議なんですけどCDとかで
個別に聴く分には全然明るい曲なんですけど、
このラジオで聴くと何か切ない?寂しい?気持ちになるんですよね。
何ででしょうね?

関口さんがいなくなって4人になってからの番組。
最初の半年は夜に放送されていましたが、
後半の半年は夕方放送になります。
前半の半年は毎回ゲストを呼んでトークをしています。
後半の半年はまた4人で様々な企画をやっています。

この頃はラジオでも迷走っぷりが伺えます。
ゲストのトークは大人になった今では興味深い話もしているのですが、
高校生だった当時、しかも関口さんがいて
毎回ゲラゲラ笑っていたノリの後では、
つまらなく感じてしまっただろうなと思います。
(当時の日記でも「つまんない」と書いてありました)

後半は4人だけでまた前のような企画をやったりもするのですが、
これもギクシャク感が否めないです。
笠くんと米川くんが下ネタっぽい事をやらされて、
「いや! 違う!」と今聴いても思ってしまう。
(本人たちも抵抗あっただろうな・・)
関口さんが抜けた穴はかなり大きかったんだなと感じさせました。

そしてこの頃、追い討ちをかけるかの様に、
笠くんが体調不良で度々欠席してるんですよね。
笠くんの声が聞きたかった私は、
「学校に行ったら好きな子がお休みだった」ってくらいに
何度もがっくりと寂しい思いをしました。
(でもそれだけ具合が悪かったんだね・・)

なお、当時の私はこの番組の放送期間中にC-C-B熱が引いていきました。
番組は最終回まで聞いていたのかどうかわかりません。

この後はTBSでのラジオ番組はなくなりますが、
ロカール局だけで「C-C-BのCATCH BOX」という番組を
やっていたようですね。
番組タイトル曲は「マニュアルワールド」でした。


その音源も少しだけアップされていたので聴きましたが、
こちらはそこまでギクシャク感なくやっていましたね。

さらにその後、
文化放送でラジオをやっていたのは知りませんでした。

「ライオン サウンドNo.17 ・Let it C-C-B」という番組で
1988年10月16日 - 1989年10月8日までの一年間、
解散前日まで放送されていたようですね。
(どうでもいい話ですがサウンドNo.17って何だろう?
No.16とか18もあるのかな?)

番組タイトル曲は「Here comes the C-C-B」でした。
日曜の朝やってたっぽいですが、朝っぽい爽やかな選曲ですねー。

↑このヒストリーは各メンバー分あります。

この番組の音源もいくつかアップされていたので聴きましたが、
これは文化放送のアナウンサーさんが一緒に入って進行役を務めています。
このアナウンサーさんが良い感じで、
C-C-Bと一緒になってバカ話したりうまく溶け込んでいて、
また時にはしっかりとメンバーに寄り添うような優しさもあって、
最後に良い方とラジオができたんだなと
ほっとした気持ちになりました。

あとはニコニコ動画で「カラフルココナッツ」と同時期に
TBS以外で放送されていた「C-C-Bのいたずらコミックス」の
音源も見つけて嬉しくなりました。
これは私の生活圏では聴けなかったので。
(しかし二つ分の番組収録やってたとは、働きすぎだよ〜。汗)

番組タイトル曲は「Romanticが止まらない」でした。


この番組は田口さん主演のラジオドラマ「青春C-C-B学園」を筆頭に、
関口さんがクリニックの医院長として悩み相談を聞くコーナーや、
笠くんがリスナーから寄せられたムカついた案件について
代わりに天罰を下してくれるコーナーなどがあります。
(珍しく野太い笠くんの声が聴けます。笑)

他のラジオ番組では終始渡辺さんの声がほとんどですが(笑)、
「C-C-Bのいたずらコミックス」では渡辺さんがあまり喋っておらず、
笠くんや米川くんの声が他の番組より聴けるのが貴重ですね。

全回分はアップされていないのですが、全部聴いてみたいなぁ。

ラジオはテレビではあまりクローズアップされない
田口さんや米川くんのネタが取り上げられる事が多かったのも
良かったですね。

この二人も相当面白いです。

田口さんがガラスに向かって普通に歩いて
ぶつかったエピソードから
ドジ話を「ガッツン現象」と呼ぶようになり、
そのコーナーができたり。

おたよりコーナーのタイトルコール
「手がひとつ・・」も懐かしすぎで泣きました。笑

米川くんはドラマでよく変な事やらされてましたね。
溺れた子供役でうがいしながらセリフ言ったのは、
米川くんがこんな馬鹿馬鹿しい事やってる姿を
想像したら面白すぎて笑いが止まりませんでした。
(その時目の前のテーブルびしょびしょにしたらしい)

あとはやっぱり靴下「あみあみちゃん」に恋してしまう回。
ど変態キャラを確立させてしまいました。笑

他、私の地域では聴けなかったけど、
「C-C-Bのいたずらコミックス」で、
踏み潰されて死ぬやつとか聴いてみたかったですね〜。

ラジオの話も止まりませんね〜。
でもすでに3000文字を超えているので、長くなるのでこの辺で・・。
また何か思い出したら書いてみたいと思います!


ラジオの収録風景。
笠くんの声が時々遠いと感じていましたが、
一番遠くに座っていたからなんだね。


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