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C-C-Bは一発屋ではありません

私がC-C-Bがらみのネタばかり見ているせいか、
スマホにC-C-B関連の記事がよく上がってくるのですが、
その記事を見ると「C-C-Bは一発屋だった」などと
書かれているものにたまに遭遇して残念な気持ちになります。

そしてそういう事を書いている人に限って
C-C-Bの事をよく知らない人だったりする。

よく知らないから適当な事を書いてるんだと思いますが、
もっと知らない人がそれを読んだら
「へー、C-C-Bというバンドは一発屋だったのか」と
思ってしまうでしょう。

そんな認識が広がる事は、
一生懸命C-C-Bをやってきたメンバーの気持ちを思うと忍びなく、
「そうじゃない!」と声を大にして言いたいため、
思わずこの記事にはどストレートなタイトルをつけてしまったよ。笑

まぁファンじゃなかった人にとっては記憶にあるのは
「Romanticが止まらない」とせいぜい
「Lucky Chanceをもう一度」(ていうかこれでもう二曲だけどね)で、
あとは覚えてない人が多いかもしれない。

でもベストテンやらトップテンやらには
10曲くらいランクインしていて常連だったし、
ブレイクしてから3年くらいはメジャーなバンドの位置付けでした。

ちょっと前に家の車でシングルのベスト盤CDを流した時は、
うちの旦那が「元気なブロークンハート」を聴いて、
「あったねー! これ、テレビをラジカセで録音してた!」と、
テンションが上がり、他の曲も「懐かしい!」とノリノリでした。

「『Romanticが止まらない』しか覚えてなかったけど、
結構知ってる曲あった」とも言っていました。

また、別日に妹を乗せた時と、さらに別日に知り合いの方を乗せた時も、
「ないものねだりの I Want You」を流していたら
(もはやファンである事丸出し・・^ ^;)、
両者とも「うわ! これ何だっけ!?」と曲を知っていました。

この曲がC-C-Bだという事を思い出した妹は、
「『Lucky Chanceをもう一度』が好きだったー! 
よくカラオケで歌ったー!」と言って
「Lucky Chanceをもう一度」を歌詞も見ずに完璧に歌い上げたよ。

知り合いの方は旦那と同じく
「この曲(「ないものねだりの I Want You」)、
テレビをラジカセで録音してましたよー。」と言っていました。

ね、みんな忘れてるだけなんだよ。

85年には「レコード大賞」で、大賞ではなかったけど
「Romanticが止まらない」が金賞を取り、
同年の紅白では「Lucky Chanceをもう一度」を披露。

「空想Kiss」と「ないものねだりの I Want You」はドラマ主題歌に。

「原色したいね」はCMソング。

「抱きしめたい」は「世界ふしぎ発見」のエンディングテーマ。

↓シングル曲、いろいろ視聴できるので聴いてみてね。


年に100本くらい全国ツアーでコンサートを行い、
よみうりランドでは一万人規模のコンサートを
3年連続でやり(3daysの年もあった)、
87年には武道館コンサート(2days)、
89年の解散コンサートも武道館でした。

ラジオのレギュラー番組もブレイクしてから解散まで
(半年くらい何もない時もあったみたいだけど)持っていたし、
固定ファンも沢山いました。

解散後も内容を少しずつ変えたベスト盤が何度も発売され、
先月にはブレイク後のアルバム全タイトルが再販されました。

Xなんか見てると売れ行きも良いようです。

これでも一発屋なのでしょうか?

一発屋って一個の曲やギャグがウケて、
半年後にはみんな興味が失せてしまうような存在だと思っていたのですが。

C-C-Bはみんなが思っているより、
当時の歌謡界を盛り上げていたと思います。

そして今でも人々の心を掴んで、
じわじわファンが増えてるくらい影響力がある。

そこん所ちぃーと分かってもらいたかったんすよね。


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