ロックと向き合う
ちゃす、フジミです
ロックンロールとやらに出会って10数年が経つ。
まさかこんなにも生活の主軸になるとは思わなかった。
中学生のころ、L'Arc〜en〜Cielを聴いた時にめっちゃカッコいい!!
となり、親父のギブソンのSGを借りて日々練習してたのを覚えている。
入りはヴィジュアル系と呼ばれてる音楽だった。
ホストみたいな身なりをし、髪を金髪や紫に染めて登校している高校生だった。
しばらくするとそれにも飽き、辟易としてたところにナンバーガールやハヌマーンがズバッと来た。
まぁいろいろありましたね、、、。
何がとは言いませんが。
結論、僕は音楽が好きだ。
プレイヤーにもいろんな向き合い方があると思っていて。
セールスを伸ばすために頑張ったり、自己研鑽だったり、クリエイティブな活動がしたかったり、休日にワイワイしたかったりどれも正解だと思っている。
だから他人の活動を否定するのは僕は違うと思ってるんだよね。
別にそれであんたが困るわけでもないでしょ。と僕は思う。
ただ、自分音楽やっててすごいだろ?偉いだろ?スタンスのやつがたまにいる。
俺はそういうスタンスのやつが大っ嫌いである。
ステージ上では自分が一番かっこいいと思え。だがステージを降りたら俺らは一人の人間であってそこに誰かとの差はないのだ。
そういう当たり前のことは忘れちゃいけないと思う。
要所要所ぶっ飛んでた方がアーティストとして面白いけど、一番大切なとこで謙虚さは忘れたくないよね。
自分が人間としてまだまだだから、言い聞かせてるところもある。
僕はやっぱり陰キャとか、メンヘラと呼ばれている人たちの味方でありたい。
わかりやすくこういう言葉を使っているが本当なら使いたくもない。
みんなが望んでそうなったわけじゃないし、何もわかってない勉強不足かつ、恵まれた連中がやいのやいのいうのである。
とはいえ、差し伸べた手を振り払ってしまう人がいるのも事実なんだけどね。
まぁ、考え出したらキリがない。
今の僕には何もありません。
びっくりするぐらい何もない。
去年まではこのまま結婚して、なんとなく幸せに暮らしてダラダラ音楽やるもんだと思ってた。
だけどそういう人も俺の前からいなくなって、俺の先輩や友達、憧れのバンドも解散やら何やらでいなくなる。
いつだって寂しいし、いつだって誰かに受け入れて欲しい。
それが叶わないからギターを弾く、曲を書く。
結局、最後に残ったのがあれだけ苦しくて楽しくて、向いてなかった音楽だけっていうのも皮肉な話だよなぁ。
もうこれは捨て身でやれってことかね。
8月、5本目のライブも決まり。
社会人としてはかなりハイペースである。
ぶっちゃけるとゆっくり休める日は数ヶ月無い。充実してる…と聞かれたらそうでもない。
それでも、育ててくれた人や目をかけてくれた人になんかしら返したい。
それが音源だしたり、ライブの完成度を上げることだったりなのかなと思ったり。
弾き語りももう直ぐ二年目になる。
いっぱい恥かいていっぱい褒められて頑張るよ。
ばいちゃ
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