詩#2 ユメ

 小学校の卒業アルバムに君は『夢』を書いた。

 中学校の卒業アルバムには偽物の『夢』を書き、

 高校生の卒業アルバムには現実味ある『夢』を書いていた。

 そして君の命が尽きる時、君は自身の執筆した本を持って静かに眠りについた。

 ねぇ、君は本当の『夢』を叶えられたのかい?

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