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平成私生児(虐待の連鎖とJKのアルコール依存性編)



母が受けた虐待の影に触れた瞬間
あぁ守りたいと思った
母の子供じゃなくてもっと違う立場で
出会いたかった
そしたら、母を1番に理解し
1番に求められなくても仕方ないと思えたのに

母もまた被虐待児である
父親が働かないという困窮した家庭で育ち、
16歳で初めての結婚をした
あえて言うと、大切に育てられた人間とは
無縁な人生を送っている
母も立派なアダルトチルドレンで
虐待の連鎖を止めらなかった

そんな母を私は不思議なくらい求めている
でも今ふらっと目の前に現れて
"やり直そう"とでも言われたら
それこそ"死ねよ!"なんて言ってしまいそうだし、警察を呼ぶと脅す事になるだろう
それでも、日常の中に母の影を探し
涙を流しては母の存在を確認している
これが"呪縛"というものなのか?


沼地に高層マンションを建てるように
成長した私の精神はどう完成するのだろう?


私は典型的なAC(アダルトチルドレン)のまま学生生活を送ってきた
中学生の頃には、統合失調症の症状が出ていたような気もする
黒いワゴンの車に誘拐されると心底怯えて
常に監視されていて、盗聴されている
窓を開けたらいつも黒いワゴンの男と目が合う
そのうちその男に殺されると本気で怯えていた
クリニックや警察に行ってないから
真相は不明なままだけど。

私にとってACの症状は年齢別に少しずつ変わっているようで、根本は全く変わっていなかった。

・友達・恋人への独占欲、支配欲、試し行動
・友達のお母さんや教員に対しての承認欲求
・拒食症
・不登校
・自傷行為
・セフルネグレスト
・リセット癖

この学生生活を続けて、残ったものなんてひとつもない。
友達や恋人は私と同じくらい強い気持ちで
私と友達・恋人の関係を続けたいと思っていないと、それはもう強い不満だった。
私がその人にとって1番でない事が
死ぬほど辛くてリセットを繰り返した
いつも、誰かの1番になる事を望んできた

恋人ができたら、必然的にお互いの1番になれると思っていたけど違うことを知って
友達には他の友達がいてその子を越えられないことを知って
何度も理解し飲み込んだフリをした感情が
爆発したある日7針縫う自傷行為をしていた

"あなたの望む姿、望む存在"でいる努力してきたのに、どうして私を1番に思ってくれないの?

そんな一方的な感情から逃げ出さないまともな人間はいないだろう。
萎縮し偏り続けた感情は
私をただの"やばい女"に変えていた

そして、高校生にしてアルコール中毒者であった。
お酒を飲み始めたきっかけは覚えていない
学校には絶対バレないように
友達にも勘づかれないように必死になるほど
常に、お酒を求めていた

家の近くでバイトをしていた時、フルタイムで入る土日は休憩中に自宅に帰りアルコールを飲んでからじゃないとその後バイトに行けなった
学校にも、朝アルコールを飲まないと行けなった

食費、定期代、学費、携帯代をバイトで
やり繰りする約束で高校に進学したから
そんなに高いお酒が買えるわけでなく、
安くて大きいワインを買って3日ほどで飲み干していた
お酒代を残したいが為に食べ物は居酒屋のバイトで食べられる賄いだけの時も多かった

この生活が異常だと気づいたのは
高校を卒業してからだった

補足
高校生の頃は、二世帯の家で義父の母(私から見るとおばあちゃん)と二人で暮らしていた
1階におばあちゃん、2階に私という感じで。
義父は母と弟の住む家に帰っていたのか?
分からないけど二世帯の家には寄り付かなかった

母は義父との偽装離婚でなんとか
凌いできたような生活を送っていたから
この二世帯に私がいて、義父が母の住む家に通っていると役所に何度も密告しに行こうと思った

それができなかったのは中卒になるのが怖かったのと、シンプルに両親からの罵倒や暴力が怖かったから。
私は自己防衛に走り、犯罪と知りながら母の不正受給を見過ごした罪に
どんな幸せな時でもこの事実を思い出し
死にたい衝動に駆られるという罰を受ける事になった

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