「俺、料理だけはできないんだよね……」 汁物を制すれば夕食を制す
なんとも適当なタイトルですみません。
このnoteのポリシーは「テキトー」です。
前回もちょっとそれを意識してました。
(数えてみたら「テキトー」を5回使ってた)
そんな感じで、今回もゆるくいきます。
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でね、なにかというと、汁物ですよ。
想像してください。
一日の仕事を終えて、定時ダッシュ。保育園にお迎えに行って、子どもと一緒にくたくたになって帰宅。荷物を下ろして手を洗って着替えて、一息。
さぁ飯作るべ、と冷蔵庫を開けるも、作り置きがなにもない。うそん。
米炊くとこからかぁ……。と、炊飯器に米と水をセット。台所の床にしばしへたり込む。……そう。ここからです。ここから、どうやって夕食を作り上げるか。
最初は私もここで
「……主菜はどうしようかな」
とか考えてた。
(肉? 魚? 野菜とどう組み合わせる? と頭のなかグルグル)
でも違うんだ! ここでの正解は、そうじゃないんだ!
「……とりあえず汁でも作りながら考えるか」
これです。 HPとMPが3くらいしか残ってないこの状況では。
煮干しをテキトーにつかんで、
鍋に放り込む。あ、あと水ですね。汁なんだから。
10分くらい弱火にかけて、だしを取る。
めんどくさいときは、こういう顆粒だしで充分。ていうか私も最近はこれしか使ってない。
まぁとにかく、だしを取ってる間に、具材を探す、と。
お、キャベツとじゃがいもがあるやんけ。
キャベツ:1/4玉くらい。テキトーな大きさに切って、洗う!
じゃがいも:洗って皮剥いて、ほどよき大きさに切る!
おあげさんもあったので、テキトーな大きさに切りましょ。
子どもが「おなかすいた!」と騒ぎ出したときは、朝ごはんの残りのパンとかを食べておいてもらう。(静かになるから)
無心で具材を切っていると、そこそこ心が整ってきます。
10分くらいだしを取ったら、煮干しを取り除いて、具材を投入!(煮干し入れたままでもいいんじゃない? 好きな人は)
底にじゃがいも、真ん中にキャベツ。上に油揚げ。
そのまま、弱火でくつくつ煮ます。
で、待つ間に、冷蔵庫をのぞいて、主菜を考えます。
だいぶ心が整っているし、「もうじき汁物ができる」という安心感から、最初よりは落ち着いて考えられます。
じゃがいもの火の通り具合を見る。(竹串とか爪楊枝とか箸で刺す)
お好みの硬さで。私は崩れる寸前くらいが好きです。
まぁでも、家族の好みはバラバラですからね。
うまくいかないもんです。
火を止めて、味噌を溶かせば……
はい、お味噌汁~!
(味付けは味噌の量で調節。シンプルだなぁ)
超カンタン! 慣れてくると無心でできます。
なので、最初の一品に最適です。
汁物作ってるうちに、料理モードに切り替わって、うまくいけば副菜~主菜とリズムよく作っていける。(副菜のことは、また改めてnote書きます)
でもね。
副菜とか主菜とか、もう無理! ってときもあるじゃないですか?
(そんなのしょっちゅう)
そういうときは、
・冷凍食品のからあげチン! とか
・納豆にねぎと卵と醤油をぶちこむ とか
・豆腐の水を切って皿に乗せれば冷奴だ! とか
で良くてですね。
そこにご飯が炊きあがれば、もう充分じゃないですか。
「ほかほか白米」「温かいお味噌汁(具材いっぱい)」に、おかずまであるんですぜ。完璧やん。
「お味噌汁作った! 具材たっぷりで、味噌は栄養満点! めっちゃ身体にいい! えらい! がんばった!」ってなるわけですよ。
しかも美味しい。疲れた身体と心に、温かい汁物は染み渡るわけですよ。
そんなわけで、気づけば私はいつも、夕食づくりに取りかかるとき「まずは汁物から」というのがマイルールになっちゃいました。
(洋風でも中華風でも)
ご飯と温かい汁物があれば、ほぼ100点! これですよ。
(それすらしんどいときは、お湯を注ぐだけのフリーズドライとかもよく使うけど)
味噌汁を作り続けると、
・いつのまにか具材切るのが上手くなってる
・どの具材にどれくらいで火が通るか、の感覚が分かってくる
・いろんな具材を試したくなって料理の幅が自然と広がる
・「味噌汁といえば『おふくろの味』ですね」といった昭和の戯言に
「こちとら親父の味だ、この野郎」と啖呵を切れる
などのメリットがあります。
野菜たっぷり感があって、しかも超カンタン! でオススメの具材は
・小松菜と油揚げ かなぁ。(豆腐入れるとさらに良し)
・豆腐、わかめ、長ネギ も鉄板ですね。
・なめこ、長ネギ、みょうが、豆腐 も好きです。
・大根、豆腐、油揚げ なんかも。
どうでしょう?
やってみるかどうかは、あなた次第!
それでは、また次回〜!(あるのか?)
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