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24年8月3日時点でのDTM機材売買事情

昨日の某買取屋さんで買い取っていただいた内訳と、
現在の新品の定価のわかる買った場所でのリンクがある製品を比較します。

すでに販売されていない製品に関しては当時の領収書の新品価格を載せておきます。

主にこれからDTMを始める初心者の方の参考になれば幸いです。

それでは、

売ったものと商品説明のわかるリンク、または現行の販売ページ(僕が買った価格コムなどでも調べた結果当時の最安値のショップ)のリンクを載せます。

結論から言うと現在の価格のほうが、新品で買った当時より円安の影響で価格が全体的に上がっています。
もう20年以上定番として売られ続けている商品に関しても、履歴をみたところ昔買ったほうが安かったです。

まずこのスピーカーのみ処分して新しいスピーカーにしようと動き始めた製品事情からです。
ONKYO WAVIO 77monitor アンプ内蔵スピーカー 15W+15W GX-77M(W) /ホワイト
https://amzn.to/4dqxaC4
注文日
2021年2月22日
合計
¥22,778
こちらは結局のところ21年の7月から本格的に最低限の品質として別途アダムのモニターを買ったので、必要なくなっていたのですが、それ以前に初期不良で右チャンネルから音が出ないため修理を依頼しました。

もう潰れているメーカーなのでぶっちゃけてお話しますが、Amazonの返品期限の2021/03/26までに連絡が来なく、メールをお送りしても何も音沙汰がなかったので、電話しました。

そうしたらヘラヘラ笑いながら話してきた担当者曰く「部品が足りなく修理ができないのでお待ちください」と言われてその場はおさまりました。

その後、ようやく4月中旬に2012年発売のこのスピーカー
https://kakaku.com/item/K0000341296/
が代替品として新品で送られてきました。

口コミを見ればどれだけ不誠実な対応をされたか一目瞭然な、2014年3月18日時点で1万円で買えてしまうほどの商品でした。

正直モニターにも使えないし、仕方ないので予備のスピーカーとして保管することにしました。今考えるとすぐにフリマでさばけば、まだ1万円は取り返せたかもしれません。

これが後継ですら24年の現時点では中古でよくて1万円なので、買取価格はほぼ情としか言いようがない千円でした。

ガチでこのメーカーさんのPC用スピーカーを、お金がない時代の2007年から2020年まで愛用してきたファンでもあったので、あきれて「そりゃ潰れるわな」とつぶやくしかないほどの落ちぶれようにショックを隠せませんでしたね。

ちなみに、スピーカーで音だし確認できる部屋にお住いの方は、プロユースとして使っていくなら最低7インチのモニタースピーカーをスリープフリークスの先生にオススメされました。

僕の現在のADAMのスピーカーは5インチなのでサブベースはほとんど聴こえません。
なのでモニターヘッドフォンなどの必要性が出てくるわけですね。

ちなみにサブベースとは通常のBassの帯域のもっと下の30hz周辺の低音を補強するためのものです。専用のシンセプラグインが売られています。
ちょうどセールで買ったばかりの直リンクを載せておきます。
https://initialaudio.com/product/808-studio/
某売れっ子作家さん愛用で同じものを選びました。

余談が多くすみません。
あとはざっと記憶のある限り価格ドットコムやサウンドハウスの現在のページを載せていきます。

まず、一番高く売れた三千円しか値が付かなかった現行のテクノロジーで現役で販売されているモニターヘッドフォン。

FOCAL ( フォーカル ) / LISTEN PRO 密閉型モニターヘッドホン
https://kakaku.com/item/K0001040438/
こちらはアウトレットの箱ダメージ(店舗の在庫として経年劣化したもの)を新品で約3万円ほどで買いました。

このヘッドフォンは半年ほど密な制作で使用していましたが、頭頂部が痛くなるので、プロの方がいるコミュニティでオススメをお聞きして別のを買い、予備になりました。
これはフリマなら一万円ほどでも需要があったでしょう。

ちなみに満場一致でこれ
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/228431/
YAMAHA ( ヤマハ ) / HPH-MT8 スタジオモニターヘッドホンを薦められて買いました。
サウンドハウスの売れ筋やレビュー件数の多さから観ても、優れているかがわかるはずです。

次にモニターヘッドフォンつながりで同じモデルを合計三個持っていたので、一個は確か昔誰かにあげたかなくしたか記憶にないのですが、僕自身も学生時代に持ち運んで多用していた、未だに某プロで第一線でご活躍の作家さんも使っているスタジオの定番、

SONY ( ソニー ) / MDR-CD900ST 密閉型スタジオモニターヘッドホン
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/71265/
これをかなり使い込んでいたのですが2千円で売れました。
これはヤマハのを買うお金が足りない方には未だに使えるのですが、後継機種もあります。

次に未だに入門モデルとして愛されるオーディオインターフェイス
FOCUSRITE ( フォーカスライト ) / Scarlett 2i2 (gen. 3)
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/263469/
こちらが三千円で売れましたが、半年しか使っていなかったのでフリマなら五千円ほどはついていたかもしれません。

次に2013年に購入して逆に今のほうが値上がりしている根強い人気の宅録用マイク
audio technica ( オーディオテクニカ ) / AT2035 コンデンサーマイク
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/130804/
こちらが2018年以降使っていなかったので動作確認ができなかったので、ジャンク扱いで構いませんとお伝えして、千円で買い取っていただきました。

このマイクよりオススメなのが、
https://amzn.to/4dx4VBT
LEWITTとは? Lewitt GmbH(ルウィット・ゲーエムベーハー)社 は、2009年、音楽の都ウイーンを本拠とする欧州の代表的マイク・メーカーでキャリアを積んだRoman Perschonが自身のビションを活かした新しいマイクを生み出すべく同地にて設立。(Media Integrationより引用)

LEWITTは廉価だけど実力にこだわりを感じると定評のある、あまり知られていないメーカーのマイクとなります。こちらは販売代理店のメディアインテグレーションの方のオススメメーカーとなります。
次に買うならこのマイクですね。

最後にオマケとして笑ってくださると幸いです。
専門学校の効果音の授業の課題で、家から学校までの環境音を録音して時間軸の表を作り、分析してみる。というものがありました。

ほとんどそれ以外使う用途がなかった、2011年に買ったTASCAMのDR-05というフィールドレコーダーはさすがに値段がつかず、リサイクルに回していただきました。

もし効果音系で音楽業界の仕事に就きたい方は、今ですとZOOMの32bitフロートハンディレコーダーなどの下位機種でもゲインレベルを調整する必要がなくなっていますので、主流となっているかと思います。
https://amzn.to/3AlvICw
これとか廉価ですよね。
効果音の専門家ではないのであくまでも利便性としての参考程度にお捉えください。

今回学んだこととして「予備は結局ダウングレードのものになるし使う機会はない」という結論が出たので、今回はヘッドフォンや使わなかったマイクなども処分するきっかけになりました。

趣味レベルなら、無料のYouTubeで様々な方がオススメしているセールになったら特集が組まれる商品を選んでおくのも間違いではないと思います。

ちなみに僕のオーディオインターフェイスは
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/269938/
RME ( アールエムイー ) / Babyface Pro FS オーディオインターフェイス

これが当時まだ10万5千円という新品価格で在庫切れしていた21年に、
どうしても欲しくてユーロ圏は日本に発送が対応されているショップを発見できず、
アメリカのロスのショップでなんだかんだ関税含めて13万円ほどで手に入れた苦い記憶があります。

以上のことから、円安や海外製品の部品不足なども踏まえて、ハードウェア製品のセールはめったにないことから、予算があるならそれぞれのレベルに相応なものを買いそろえてしまったほうが早いと思いました。

昨日購入したスマホのSpotify視聴のためのBluetoothと有線でテレビにも接続できるJBLのスピーカーの解説は、スピーカーケーブルを別途4芯のカナレのものを買ったので、ケーブルストリッパーを急遽注文して今夜届いたので、無事接続し音出しをしてから別途レビューします。

以上が僕の極めて個人的な機材事情でした。


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