【劇場版名探偵コナン】について語る回
いよいよ始まりましたね。2024年4月12日(本日)から公開の『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』。私はもうはちゃめちゃに楽しみにしていました…!
私はまだこれから劇場へ足を運ぶ身ですが、公開される前にX(旧Twitter)でとある方のリポストを目にしたのをきっかけに、今日は毎週更新予定の土曜日ではありませんが上映に合わせての記事投稿です。
ちなみに気になったリポストはこんな感じ
↓(以下)↓
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最近のコナン映画見たあとの俺の感想
ゼロの執行人「神すぎ」
紺青の拳「まぁヨシ」
緋色の弾丸「うーん…」
ハロウィンの花嫁「神すぎ」
黒鉄の魚影「神すぎ」
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リポスト主を晒したいわけではないのでお名前は伏せますが、引用リポストには共感だったり、「組織や安室さんが絡んでる回は神なんよね」だったりそう言った意見がたくさん寄せられていて、とても興味深い投稿のおかげで筆がノりました。
ぜひ今これを読んでくれている皆さんには、今後、劇場版名探偵コナンを見る際は注目して見てほしいポイントがあるのです。それを伝えたいがための内容になります。
と言いつつ、私自身はすごい古参のコナンファンなのかと聞かれたらそういうわけではなく、趣味で映画を沢山見る身として劇場版名探偵コナンを毎年好んで観ているといった感じです。
それでもある程度理解するために最低限の知識を履修し、赤井秀一やら安室透などの顔と声とスペックが最高に良いキャラクターはドキがムネムネして尊いを摂取できるというか、アクションやら壮大な展開やら謎解きの奥深さというか、そういったワクワクするコンテンツが当方大好物なので、ええ、普通に毎年楽しみにしています。ああ今年もこの季節がやってきたかと春の風物詩になりつつありますよね。
さて、リポストに対して「組織や安室さんが絡んでる回は神なんよね」といった意見がありましたが、これもね、めっちゃ共感できるけど、なぜその作品が神がかっているのか?、キャラクター以外の要素で言えることはないのか?、そういったことに対して、ここでねひっそりと言葉を添えさせていただきたい…!
ズバリ!映画を見るときはぜひとも
監督や脚本家の名前にも注目してほしいのです!
なんかぁ「このキャラクターは人気だから力をいれてる」とかぁ「興行収入(観客動員)目的」とかぁ、そういった見方にはなってほしくなくてぇ…もちろんそう思っていなくて純粋に作品を楽しんでいる方が大半だとは思っていますが、書かずにはいられませんでした。
劇場版名探偵コナンの"シリーズ"作品は今作で27作目。30作目になったらどうなるんだろうなーの気持ちですが、その中でも現在、私が視聴したことのあるシリーズは25作品でして、あと2作品見れてないんじゃ…(´・ω・)
↓その2作品がこちら↓
『紺青の棺(ジョリー・ロジャー)』
『漆黒の追跡者(チェイサー)』
当方アマプラ派でして、上記2作品はなぜか配信されていないのです。悲しきかな。
※未配信作品は他にもあるよ!
自身が愛用しているサブスクで後から観れるとは限りませんし、映画館ならではの音響・臨場感も、とくに名探偵コナンは爆発が付きものですから、私はなるべく劇場には足を運びたい民なのです。
話を戻して、
映画を楽しんでもらうにあたって、監督や脚本家に注目してもらいたいワケとしては(※その前後で同じ監督や脚本家の別作品を視聴済みであることが前提となりますが。)劇場版に限らず、他コンテンツのアニメでも長年続いたり、シリーズ化されたものだと一貫性があるなかでその時の監督・脚本の担当者ごとに演出の違いが出てくるからです。
そりゃ人も変わればそうなるだろうといった話ですが、話はそう簡単ではないはずです。だって「あ、この映画の始まり方、洒落たBGMに映像にキャラクターの見せ方は〇〇監督だな!(ピコン!)」ってなったりしますか?直感が優れていたり、普段から注視して観ている人は「なるなる〜当たり前案件よ〜」って思われるかもしれませんがおそらく限りなく少数派でしょう。
ですが!シリーズもので数多の作品を見ているとなんとなく今作の監督・脚本はあの人じゃね?ってふとした瞬間に気づいたりするのです!面白いでしょ!!!?
その作品が!その時に!視聴者に!
何を一番見せたいのか!?
どのようなテーマを押し出したいのか!?
これらのことが、事前に監督や脚本家を確認することでなんとなく雰囲気が掴めたりするのです。いわゆる作品への味付けが本能的に理解できるようになり、好みの味だった時は脳汁ブシャーとなるんですよね。はぁ〜、はよ100万ドルの五稜郭を拝みたいわぁ〜。
閑話休題。
ここまでの前置きが長くなりましたが、劇場版名探偵コナンシリーズで、いつの作品にどの監督・脚本家が起用されているのか知っていただくために、某ウィ◯ペディアさんから年表を拝借したので以下どうぞ〜。
第1作『時計じかけの摩天楼』(1997年4月19日)
監督:こだま兼嗣/脚本:古内一成
第2作『14番目の標的』(1998年4月18日)
監督:こだま兼嗣/脚本:古内一成
第3作『世紀末の魔術師』(1999年4月17日)
監督:こだま兼嗣/脚本:古内一成
第4作『瞳の中の暗殺者』(2000年4月22日)
監督:こだま兼嗣/脚本:古内一成
第5作『天国へのカウントダウン』(2001年4月21日)
監督:こだま兼嗣/脚本:古内一成
第6作『ベイカー街の亡霊』(2002年4月20日)
監督:こだま兼嗣/脚本:野沢尚
第7作『迷宮の十字路』(2003年4月19日)
監督:こだま兼嗣/脚本:古内一成
第8作『銀翼の奇術師』(2004年4月17日)
監督:山本泰一郎/脚本:古内一成
第9作『水平線上の陰謀』(2005年4月9日)
監督:山本泰一郎/脚本:古内一成
第10作『探偵たちの鎮魂歌』(2006年4月15日)
監督:山本泰一郎/脚本:柏原寛司
第11作『紺青の棺』(2007年4月21日)
監督:山本泰一郎/脚本:柏原寛司
第12作『戦慄の楽譜』(2008年4月19日)
監督:山本泰一郎/脚本:古内一成
第13作『漆黒の追跡者』(2009年4月18日)
監督:山本泰一郎/脚本:古内一成
第14作『天空の難破船』(2010年4月17日)
監督:山本泰一郎/脚本:古内一成
第15作『沈黙の15分』(2011年4月16日)
監督:静野弘文/脚本:古内一成
第16作『11人目のストライカー』(2012年4月14日)
監督:静野弘文/脚本:古内一成
第17作『絶海の探偵』(2013年4月20日)
監督:静野弘文/脚本:櫻井武晴
第18作『異次元の狙撃手』(2014年4月19日)
監督:静野弘文/脚本:古内一成
第19作『業火の向日葵』(2015年4月18日)
監督:静野弘文/脚本:櫻井武晴
第20作『純黒の悪夢』(2016年4月16日)
監督:静野弘文/脚本:櫻井武晴
第21作『から紅の恋歌』(2017年4月15日)
監督:静野弘文/脚本:大倉崇裕
第22作『ゼロの執行人』(2018年4月13日)
監督:立川譲/脚本:櫻井武晴
第23作『紺青の拳』(2019年4月12日)
監督:永岡智佳/脚本:大倉崇裕
第24作『緋色の弾丸』(2021年4月16日)
監督:永岡智佳/脚本:櫻井武晴
第25作『ハロウィンの花嫁』(2022年4月15日)
監督:満仲勧/脚本:大倉崇裕
第26作『黒鉄の魚影』(2023年4月14日)
監督:立川譲/脚本:櫻井武晴
第27作『100万ドルの五稜星』(2024年4月12日)
監督:永岡智佳/脚本:大倉崇裕
はいこんな感じ。
昨年の『黒鉄の魚影(サブマリン)』を劇場で鑑賞したとき、作品ごとにアレンジされたメインテーマが流れながら工藤新一の声から始まるいつものお馴染みなセリフの場面で、私の中の直感がささやいたのです。この演出の洒落たかっこよさ!同じ感覚を『ゼロの執行人』でも感じた気がする!監督が一緒なのでは!?と…。観賞後に確認したら見事にドンピシャでしたね。まさかの脚本家も同じ人だった。
そして、今年の『100万ドルの五稜星』の監督は永岡智佳に脚本は大倉崇裕。この御二方の組み合わせは『紺青の拳』以来、5年ぶりのペアとなるわけです。あとは何が言いたいか…わかるね…!
もちろん監督・脚本以外にも総監督だったり、絵コンテや原案協力など演出に関わっている人たちは沢山いるから、そういったことも把握した上で作品を楽しんでくれよな!!!
観に行ったら感想投稿します。ではまたね〜。
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