【PdM/EM】 2022年の振り返り

あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします。

2022年の振り返りをしてみたら、思ったよりも差分が出ていることに気づきびっくりしたという話。あっという間に過ぎてしまい、私生活面での変化の無さに悲しんでいたけど、仕事の面は変化できている事に気づき少しだけ元気が出ました。

2022年1月 -> 12月の差分

  • 部署のエンジニアリーダー -> マネージャー(EM?) 

  • PdM成り立て -> PdMとして安定してアウトプット出せるように

  • マイクロマネジメント -> おおよその事を移譲

  • 自部署の領域の課題解決 -> 他部署も含めた全体の課題解決

今年は本当にいろんなことがあって、外的要因・内的要因に振り回され続けた1年でした。
ただし、その分差分が大きくて、振り返っている途中でびっくりしました。

↓以下、項目を一つずつ深ぼっていきます。

エンジニアリーダー -> マネージャー(EM?) 

2021年末ぐらいからシニアマネージャーと相談した上で、準備を進めていきました。少しずつ管理系の仕事を任せてもらったり、メンバーの成長を促せるような計画づくりに協力したり、アンガーマネジメントなど足りないスキルセットを身に着けたり。

そして、2022年8月から開発チームのマネージャーを担当しています。現時点ではやってることはEMに近いと思います。定義が難しい役職ですが。

PdM成り立て -> PdMとして安定してアウトプット出せるように

元々はバックエンドエンジニアだったのですが、徐々に領域を広げ、2021年末からPdMとして稼働することが増えてきました。(その時のエントリー

2022年でアウトプットが増えた要因は、2022年後半から締切がシビアな緊急案件が多数発生し、そういったものを中心に引き受けてきたことです。エンジニア上がりのPdMの方が、攻めたスケジュールのものを管理しやすいこともあり、自分が担当しました。

そうしているうちに、自然とエンジニア側の稼働は減り、PdMの方が中心になってきました。

現在の稼働は、
PdM : マネージャー : エンジニア = 7 : 2 : 1
ぐらいです。

マイクロマネジメント -> おおよその事を移譲

自分はマイクロマネジメントを必ずしも悪だとは思っていません。

マイクロマネジメントするPJと、メンバーに任せるPJ、状況によって使い分けています。理由は、マイクロマネジメントが、複雑なPJの早期解決につながることもありますし、メンバーにとってはHOWを知るための機会にもなり得るからです。
メンバーの練度など状況に応じてやり方は変えています。方法論を固定化する事自体が、成長ルートを狭める恐れもあるためです。

上記のような考え方で、2022年前半までは、マイクロマネジメントも時折織り交ぜて進行していました。
ただ、練度があがってきたメンバーの次のステップを考える必要がでてきました。結果、自分が持っていたタスクを手放して移譲していくことが一番よさそうという結論に落ち着きました。

そこで、チーム内に、フロントエンドリーダーと、バックエンドリーダーを立てて、タスクの管理とリソース管理、メンタリングをお願いしました。
元々、そういった部分でのサポートをしていただいていたメンバーだったのもあり、難なく引き継ぎは完了し、現在も良い感じに回して頂いています。

結果、マイクロマネジメントの割合はかなり減り、自分は部署に閉じた事をほとんどやる必要がなくなりました。

自部署の領域の課題解決 -> 他部署も含めた全体の課題解決

手が空いた分、自分は、他部署も関わるような横断した課題解決に取り組めるようになりました。全体に関わるような緊急案件や、コンウェイの法則の罠にハマっているような部署横断して解決する必要のある課題の解決をしています。(いろいろな負債が……)

恐らく、今までよりもより難易度が高く、本質的な課題の解決に徐々に向かえていると思います。
他部署と関わることで、組織構造やチームごとの意識・環境などについての関心も高まってきました。

というか、全然自部署の事が出来てない……。
自分が自部署の事をほとんどやらなくても何とかなるように皆さんに支えてもらっています🙏

2023年の目標

色々課題が山積みですが、以下に注力できたらと思っています。

  • 10年以上続くサービスの根本的な部分の作り直し

  • ノウハウ・意識・分析環境の横展開による、他チームも含めた意思決定精度の向上

  • 自チーム体制強化 & 課題解決速度の向上

と言いつつ、何が起こるかわからないのが世の常……
こういうのを残しておくと、2023年の年末に振り返るのが楽しみになりますね。

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