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行動に対する報酬、人それぞれ説!

C2CやC2Bのビジネスモデルのキモは「その価格でやってくれる人本当にいるの?」ってことです。

例えば、英会話の先生をプロに頼むと1時間5000円だけど、近所の英語上手な人に頼めば1時間2000円くらいでやってくれるんじゃない?というような話。

以前の僕は、人の時間を拘束して何かやってもらうにはそれなりの報酬が必要だと思ってた。1時間2000円くらいの報酬では、継続的に行動してもらうには少なすぎると。

でも、あることがきっかけてちょっと違う意見を持つようになりました。

メルカリで数百円(送料込み)で買ったのですが、その時の売主の人はコメントや返信をマメにくれるし、丁寧に包装してあるし、お礼の手紙までつけて送ってくれた。

送料を抜くと、売上にして200円くらい、行動量から考えると絶対に割に合わない。メルカリで売らずに捨てた方が楽。

その時に考えたんだけど、実は行動のモチベーションになってるのは報酬はお金でなく、家族友人以外とのコミュニケーションだったり、お金稼ぎをするという充実感だったり、捨てるはずのものが誰かに使ってもらえる喜びだったり、ちょっとしたお礼を言ってもらることだったりするのかなーと思ってる。

改めてサービスの設計って難しい。特にC2Cはね。

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