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つれづれ…なるままに。106。

毎日、学校の状況がコロコロ変わっていて、行ってビックリしています。

学校では出来ないので…

noteでオリエンテーションです。

今回は【図鑑オリエンテーション】です。

図鑑をパラパラみて、写真を見て満足しているだけから「調べ学習」に利用できるように、ワークシートを使って、一時間でやります。

図鑑オリエンテーションの目的は

目次と凡例と索引が使えるようになるためです。

私はこのようにやります。

クラスで学校図書館に来てもらい、二人一組で、1冊の図鑑を用意します。
図鑑は「昆虫」「植物」「動物」の三種類ぐらいです。それぞれ、出版社が違う本が5冊ぐらいあるといいでしょう。
「恐竜」などは避けます。
身近なもので「魚」でもいいでしょう。

それぞれのテーマに合わせてワークシートを作ります

「○○を調べましょう」という感じです。

最初に、「目次」は仲間で分けてあること、「凡例」は「この本の使い方(見方など)」として載っていることもあります。
そこには、マークの見方、体長の表示の注意点などがあることを説明します。
最後に「索引」があること、アイウエオ順に並んでいる、正式名じゃないと見つからないなどを説明して…

さあ!ワークシートです。

それぞれの二人組に、出版社もいろいろの図鑑から(覗き見、真似っこができないように…です)二人で協力して、問題の○○を索引から探します。

そして、わかったこと、初めて知った事をワークシートに1つだけ書いてもらいます。

時間を決めて(長くても10分ぐらい)終わり、質問しながら説明をします。

例えば。
チョウなどは「前羽根の長さ」と「開張」という表記の違いがあります。
ある図鑑は、30㎜だけど、違う図鑑では60㎜とあります。
同じチョウなのに…なぜ?という話をします。

凡例を、もう一度確認したりして見直します。何度も、いろいろやります。

残った時間は

索引から面白い名前を探して、みんなに教えてあげよう!大会です。
大騒ぎで、楽しく図鑑を、索引を使って盛り上がります。

2年生の終わりか、3年生のはじめに行います。理科で「昆虫」をやりますから、そのためにタイミングを担任と打ち合わせます。

ちょっとした工夫で、自分の学校にある図鑑で、オリジナルのワークシートは難しい場合は、いろいろな学校図書館の本やサイトで探してもよいでしょう。

(著作権だけは気をつけてください。)

自信を持って、理由がわかって目次や、索引を使えるようになると、他の本で調べるときにも、子どもが自分で「さくいん!さくいん」探すようになります。

最後に、プリントの裏に感想・振り返りを書いて終わり。

一時間で充分です。逆に長いと飽きてしまいます。

調べることが楽しい!を大切にしたいと考えています。

ご家庭でも、ポケット図鑑でもいいので、いつでも手に取れるところにあると良いです。

ふっ!
という感じです。

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