フォールガイズの歴史③ (シーズン1-後編)
フォールガイズ4周年おめでとう!🥳
前編記事はこちら↓
問題点
リリース後、爆発的な盛り上がりを見せていたフォールガイズ!
でしたが、徐々に問題点も顕在化してきまして…
①ゲームの単調化
当時はステージ数が少なく、またレースコースのギミックバリエーションが存在されていなかったこともあり、
継続的にプレイしているとゲームを単調に感じてしまう、という点が指摘されていました
特に初期のファイナルラウンドは、
クラウンマウンテン・止まるなキケン・ロイヤルファンブル(出現率低)の3種目しかなかったため、
悪い印象を持ちやすかったかもしれませんね
②チーターの大量発生
最大の問題点!
自分がプレイしていたPS4用サーバーではそこまで見かけませんでしたが、
PC用サーバーではCの者達が蹂躙していたようで…
フォールガイズ = チーターが多いゲーム、というイメージが付いてしまっていました
上の動画は、
チーターを隔離するための専用サーバー「Cheater Island」の記録映像です
もはや何を競うゲームなのかわからなくて笑う
チーターが増えすぎた結果、
高速移動チートを使用するだけでは勝てなくなり、ゴール地点に即ワープする座標移動チートが流行したとかいう話も…
チーター同士で切磋琢磨をするな!
開発側も、このような隔離対策や、不正行為者の大量BANなどを実施していましたが、
抜け道を見つけるチーター側とのイタチごっことなっていたため、抜本的な対策が求められていました
※チーターとの戦いの詳細は下記記事を参照
③チームラウンドの諸問題
今ではすっかり見かける機会も減ったチームラウンドですが、
実はリリースから約1年9か月間(シーズン6途中まで)、メインショーに登場し続けていました!
エッグスクランブル、ためこみ合戦、チームしっぽオニ…
どれも懐かしいですねぇ
チームラウンドは大勢でプレイすることもあって、いわゆる「運ゲー」的な側面が大きかったため、やりこみ勢からは敬遠されていました
しかし、「やり込んでいるプレイヤーだけが常に勝つゲームにはしたくない」という開発側の意図も理解できるため、そこまで大きな問題にはなっていなかった印象です
真に問題視されていたのは、チーム人数に格差が生じていたこと!
参加者が9人の場合でも、頻繁にチームラウンドが出現し、4vs5での戦いを強いられるのは日常茶飯事でした…
「運」よりも「理不尽」を感じるプレイヤーも多く、不満が溜まっていった印象です(私もよくブチギレていました)
また、これは余談ですが、
一部のスキン(パイナップル、サル等)のカラー表示にバグが存在していました
どのチームに所属してもスキンが脱色され、ピンクっぽい白色になる、というものです
(このバグはシーズン1終了間際の10月上旬に修正)
敵プレイヤーから逃げ切る必要がある、バッドラックやチームしっぽオニにおいては、脱色スキンを着用することが強力な戦術となっていましたね(実は自分がパイナップルスキンを着用し始めたのもこれが理由だったりするのだ…)
アップデート対応
このような問題点に対して、運営側の対応は非常に迅速でした
(チームラウンドの人数格差だけは一向に直りませんでしたが…)
”ジャンプ・ショーダウン”の追加(2020.8.13)
待望の4つ目のファイナルラウンドとして実装!
が、致命的なバグを抱えていたために、6日後に削除されてしまいます…
なんと、足場の縁に崖掴まりするだけで優勝できました!
(当時の仕様:方向キーを上側に入力しない限り無限に崖にぶら下がり可能)
ゲーム性を根本から破壊する最強凶悪グリッチでしたが、
空中浮遊チーターに負けない唯一の方法として歓迎されていた側面もあったなあ…と
"毒を以て毒を制す"とは正にこのこと
削除から1週間後に、足場が掴めない形に修正され、無事復活しています
なお当時のジャンショは、足場の境目or静止状態でジャンプ入力をした場合にジャンプが失敗することがあるというバグがあり、5分耐久が非常に困難でした
足場の中央付近でせわしなく走り回りながらジャンプをし続ける、というのが正解ムーブでしたね
シーズン1.5アップデート(2020.9.15)
副題は”BIG YEETUS AND ANTI-CHEATUS”
世界中のおまめさんが待望していたこのアップデートでは、ゲーム全般の挙動の安定化に加え、Fortniteと同様のアンチチートシステム(EAC)が導入されました
そして何よりも、ステージバリエーションが大幅に増加!
ドアダッシュやクラウンマウンテンの終盤に"BIG YEETUS”が出現し、ゲートクラッシュのゲートの開閉パターンが増え、フォールボールのステージ中央には回転盤が出現!…最後のは必要か?
多様なギミックが導入されてランダム性が増加したことで、このゲームに更にのめり込むプレイヤーも増えたと思います
非常に良いアプデでした!
…でも縦シーソーだけは許されない(下記動画参照)
調べたらこの極悪パターン、シーズン3の途中まで残っていたんですね
広報活動
ゲーム内の盛り上がりと同様に、ゲーム外でも話題に事欠きませんでした!
ガイズの中身騒動
この画像、皆さんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
これは公式アカウントがTwitterで公開した骨格図で、
• フォールガイの身長は183cm
• 彼の目を見ればわかるように、彼は幸福を感じている
• この設定を取り消すことはできない
という注意書きと共に投稿されました
大きく湾曲した首、
存在しないはずの膝や顎、
5本目の指の残滓、
異常に伸びきった視神経…
この画像は全世界に衝撃を与え、「こんなもの見たくなかった」「なぜ公開してしまったのか」などの反響が相次ぎました
一方その翌日、骨格図を描いた方とは別のスタッフ名義で、公式アカウントからかわいらしい画像が公開されました
中身に骨格など存在せず、身長も人間の膝丈ほどであり、心には野心と黄色チームの魂を抱いている、という説明がされています
(当時は黄色チームが弱い者いじめされる、という謎ミームが流行していました)
いったいどちらが真実なのか…
発売から4年経った現在でも、未だに彼ら/彼女らの生態は謎に包まれているのです…
※フォールガイの設定に関する当時のインタビュー↓(英語)
「完全に成長した状態で出現する」
「そのため赤ちゃんのフォールガイは存在しない」
「食べると切手の裏みたいな味がする」など、
様々なデタラメ回答が確認できます
チャリティーオークション
フォールガイズの大流行にあやかろうと、多数の企業やゲームからコラボスキンの逆オファーが殺到していました
なんとあの超有名ファーストフード店からも…
ただ、開発側としても全ての提案にOKをするわけにもいかなかったため、
オークション形式でコラボスキンを出す権利を競わせることにしました!
入札された金額は、身体にハンディキャップを負った人のゲームプレイを支援する、"SpecialEffect"という団体に寄付されるとのことです
結果の詳細は下記記事に任せますが、
有名ストリーマーのNIinjaや、大物YoutuberのMr.Beastらの連名での入札(その額100万ドル!)で決着し、彼らをモチーフとした4種類のコラボスキンがゲーム内に実装されました!
評価
世界中で爆発的に流行した、まごうことなき神シーズンでした!
リリース直後ゆえの粗さもちらほら見られましたが、プレイヤー人口の数とガイズのかわいらしさで突っ走っていった印象です(当時は)運営サイドにも活力が溢れており、ユーザーの声をよく聞いていたし、ツイッターやreddit等での広報も盛んでしたね
個人的回想
PS4版でプレイしていた私が目標にしていたのが、プラチナトロフィーの取得!
最大の障壁となっていたのが、"Perfect Guy"という実績で、この実績を解除するためには、メインショーで5連続優勝する必要がありました
やはり非常に難易度が高く、当時の取得率は全プレイヤーの0.1%以下だったと記憶しています(今はどうなのかな?)
自分も毎晩挑戦しては、4v5サッカー・クソラグしっぽオニ・フルパニの理不尽フルーツetc…に跳ね返され続けました…
特に4連勝した次のショー、ヒヤヒヤロードのゴール直前で体幹負けしたときには、オォン!!という言葉にならない叫びが家中に響いたことをよく覚えています
また、当時のクラウンマウンテンは最大15人(5人×3列)で出現していましたが、ゲームの読込速度が速いプレイヤーから順に前方に配置されるという情報を聞きつけ、近所の家電量販店に外付けSSDを買いに走ったのも良い思い出です
数千円の課金の甲斐もあり、苦節1か月以上かけて、なんとか5連勝を達成できました!
(フォールガイズはP2Wのゲームだった…?)
次シーズン予告
さて、次のシーズン2ですが、2020.8.28に配信された“Gamescom Opening Night Live”において、予告映像が公開されました
盛り上がりが最高潮を迎えたフォールガイズ、果たしてどのような姿に生まれ変わるのでしょうか?
また時間ができたらがんばって更新します!
それでは!
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