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誰にも頼れない!一人息子の介護の闇。

登場する一人息子は元主人。

元主人は、私が初めて結婚した男性である。推定年収1000万ほど。酒・タバコで体はボロボロだが、出社出来るくらいのメンタルは何とか保っている。


この話のざっくりとした背景。

元主人(仮にN)は、私と暮らしていた賃貸貸家に今でも一人で住んでいる。地方の県庁所在地に実家を持ち、高齢両親は二人暮らし。近隣には、両親が長年親しくしている親戚もいる。
父親は胸にペースメーカーが入っているが、妻(Nの母)の世話を出来る程度は活動可能。人当たりがよく、基本的に陽気な性格。
母親は半分認知症で、昔からあまり歩く事をしていない(運動しないイメージ)。現在は車いすで移動。排せつは紙オムツ必須だ。一切、外からの介護サービスを拒絶。プライドが高く、見栄っ張りなところはNに似ている(母親なので当たり前か)夫(Nの父)とは真逆な性格で心配性な気質がある。家で夫(Nの父)が面倒をみる。
仕事の休日の土日などに、1人息子のNが実家に戻り、車で定期健診や日常の買い物などをやり、実家に泊まることなく賃貸貸家に戻って自身を守っている。
近隣(数百メートルしか離れていない)の親戚は「実家に戻ってお世話をすれば・・・」などと言うが、親戚である彼らたちは特に何もしない。Nも母親の体調の良い日にしか、この親戚には会わせないとのこと(母親の希望もあって)。

夜中に恐怖の電話「死んでやる」!

Nは仕事と、休日は両親の面倒で体がもたないため、介護度の高い母親をやっとの思いで見つけた高齢者施設に入居するよう説得し、一旦了解を得た。
しかし、夜中に電話がかかってきて「施設に入れるなら薬飲んで死んでやる」(一番弱い睡眠剤を処方されていたらしい)といってきて、入居の件は無くなった経緯がある。

元主人の闇。元嫁のよけいなお世話。

「もう、いいよ・・・」と弱々しく吐露するN。
Nは母親似で気丈だ。酒とタバコでメンタルを保っているところだが、そもそも肉体に限界が来ているのにメンタルがいつまで持つか・・・と疑問を持つ。
心配になった私は、知り合いの優秀な介護士(利用者ファーストの仕事をする)が居たので迷わず相談。Nに何度か話しだけでも・・・と働きかけるも、「母は特殊だから・・・」との理由で応じず。
特殊って何???
わかんねぇ・・・。

まぁ、私の勝手なお世話なので拒否されても良いですが。正直Nだけが心配です。離婚後も色々助けられたので、ね。

まとめ

まぁ、介護問題に限らず
家族の問題は「他人は口だすんじゃねぇ!」ってなことでしょうかね。
私は、Nを数少ない大切な人間(基本的に誠実なんですよ)と思っているので、少しでも楽になって貰えればなぁ・・・という感じでした。
でも結局のところ、楽になるよりも家族内の問題を会ったこともない知らん人に相談するくらいなら、一人で抱えていたほうがマシ!とNが思っている節がある。
私もヘルパーの資格があり、少しだけ高齢者施設で働いたことがある。少ない経験の中であったが、お世話が容易い利用者さんは数少なかった。Nの母親は全く特殊ではない。なんだかね・・・誰かにもっと頼ったほうがいいのに。N自身だって残りの人生そうそう長くはないのだから。

最後まで読んでくださり、有難うございました!

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