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空気が読めないのは視座が低いから(DAY160)

本日で2泊3日の大阪滞在は終了です。

今回の滞在で気が付いたコト・・・

それは、
空気が読めるようになるには

「振動」

を意識したほうが良さそうだな、
ということ。



「空気読もうよ」

「もうちょっと気が利く人だと思ってた」

「そのタイミングでそれやるの?」

かつて、こんなことを言われていました。

今は注意してくれる人がいなくなったのか、
少しはマシになったのか、

このように注意されることは
少なくなりましたが。。。



「空気読めよ」、

そう言われても、

いや、空気って目に見えないし(一部の人は除く・以下同じ)

空気に文章書かれている訳じゃないし。

読みようがないよねえ!?

書いてあればできるよ。


そう思っていた私に足りなかったのは

【俯瞰すること】

でした。



「俯瞰する」とは視点を上に上げて見下ろすこと。

俯瞰には2つの意味があります。1つ目は「高いところから下を眺める・見下ろす」という物理的な意味です。2つ目は比喩的な意味で、「広い視野で客観的に物事を見る」です。

Domani WEBサイトより

「俯瞰」とは物事を広い視野で捉えること!正しい意味や使い方、誤用を解説 | Domani (shogakukan.co.jp)


身近にあるものだと、
地図や、
最近だとテレビの絶景番組なんかで
ドローンの映像に圧倒されることがありますね。

仕事のフローチャートも
工程を俯瞰したものになります。

年表や、ドラマの人物相関図も俯瞰の一種です。


上から全体を見渡せるので、

  • どこに何があるのか一目で分かる

  • 次に自分が何をすれば良いかが分かる

  • 昼ドラの次の展開が想像できる(??)

など、客観的な事実の把握ができます。


「じゃあこれがなんで『空気読む』につながるの?」


・・・なんですが、

上から客観的に見下ろすことで、

「次は多分こうなるだろう」と、
観察の結果から次の展開が予想できるわけです。

昼ドラの次の展開が予想できるのと一緒です。


二時間ドラマに慣れ親しんだ方が、
オープニングの出演者一覧を見ただけで
犯人が想像できるのと同じです。
(いやちょっと違うかも)


観察の結果から予想できることに対して、

自分がどのようにふるまえば
より良い未来につながるのかを考え、行動する。

それが「空気を読む」こと。


おべっかやムダな追従をすることが
「空気読む」ではないです。



ここで気を付けたいのが、2点あります。

まず1点目は、
「自分なんかが・・・」と躊躇してしまい、
行動できないこと。

最近の若い方は
「空気を読む」能力が高い人が
多いように思います。

ですが、それを行動に移せる人が
少ないだけなんじゃないかな。


観察し客観的に事実を把握して、
「こうしたら良さそう」と思ったら、

その後は感想を挟まずに行動するだけ。

  • 自分にはその資格がない

  • 余計なことをするなと
    言われたらどうしよう

  • 誰かがやってくれるだろう

こういう
「頭ン中のごちゃごちゃしたやつ」を
挟む必要はないんです。

「自分なんかが・・・」

じゃなくて、

あなただから、やってほしい。



そして2点目は、

「完璧にやろう」と思わないこと。

特に経験が浅かったら、

俯瞰の高さがちょっと低めだったり、

観察して見えてきたものが
本来とはちょっと違ったりすることが

あると思います。


仕方ないじゃないですか。

分からないんだもの。


空気を読んで行った行動が
間違っていたら、怖い。

でも、間違わなきゃ、間違いに気付かない。


「うまくいったらラッキー」

「空気読むサンプルを稼ぐため」

くらいの軽さで
行動できたらいいんじゃないかなと思います。




わたしもしょっちゅう、

「空気読もうよ」

と自分にツッコミを入れることがあります。

つい最近も

  • 忙しい人がMAX忙しいときに
    どうでもいいメールを送ってしまった

  • SNSでやりとりの流れを読まず、
    自分の興味だけで横レスしてしまった

  • グループLINEで「役に立ちたい」という気持ちだけで
    不要な情報まで送ってしまった

こんなことがありました。

そのたんびに
「俯瞰、できるようになりたい・・・ぐぬぬ」

と思ってしまうのです。



だからと言ってすぐに

「ハイ、じゃあ今日から俯瞰します!」

ともいかない。

どうやって「俯瞰力=観察力」を鍛えるの???


・・・


その答えは昨日伺ったお茶屋さんにありました。

店主から学んだこと。

「振動(音・風)に心を配る」

入口のドア。

ガラガラ!と勢いよく開けたら
音がうるさい、
余計な風が生まれる。


話し声。

場違いなほどデカい声を出したら
他の人に迷惑、
お店の雰囲気がぴりぴりする。


逆に、声が小さすぎたら、
空気にかき消えて
相手に届かないかもしれない。



その「場」にふさわしい音は?風は?



わたしのように「空気読めない人」は、

まずは「音」「風」を感じることで
徐々に俯瞰の高度を
高めていけたらいいのかなと感じました。


あなたもご一緒にいかがですか?

ではでは。

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