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116ページ目 美容師さんと教育の話

私は いつも通っている美容室がある

特に 洗練された高級なお店ではなく
良くあるチェーン店のお店

とあるきっかけで通うようになって
それからずっと店長さんに切ってもらっている

もう7年以上になるだろうか?

大体、月に一回くらいは切りに行っているので
もう生活の一部になっている

私は中年男性で短髪で、色やパーマもしないので
さくっと切り終わる

それでも少し 世間話をする事もある

そこで話した 私からしたら
目からうろこの内容でしたので
書き記したいと思います

最近の子供の教育の事

学校では厳しく叱る事はなくなった
何かあったら、オオゴトになる世の中

危うく 「自分なりの指導」などしようものなら
あっという間に噂が広がって、
炎上し、つるしあげになってしまう

だから世の中の学校やその他教育機関、
職場だって例外ではなく
皆慎重になっている

親身になって指導したいという気持ちはあれど、
トラブルは避けたい 

結局、ことなかれ的な指導におちついて
しまう事もいたしかたないのかもしれない

そこで、話は少し変わるが、

美容師さんのお子さんは
運動神経がとても良く
毎年、学校で行われる体育のテストで、
「運動能力賞」を取ってくるみたい

「運動能力賞」は、学年でも数人の
素晴らしい栄誉のある賞

うちの子では、狙うどころか
賞をとるなんて想像もできないくらいだ

私は そんな優秀なお子さんで、
賞をとってきた日は褒めてあげるの?
と聞くと

美容師さんは
良かったねと言うくらいで何も言わず
ご褒美もなしとの事

そして 印象的だったのは、
その美容師さんの奥さんの対応

賞をとっても、満点で圧倒的に勝って
いなければ
「なんで満点じゃないの?」
「うまくいかなかったのは何でなの?」
「減点をなくすにはどうしたらいいの?」

など、「悪い点を指摘しまくる」らしい

世間の常識からは 一見外れているように
見える対応だと感じる人も多いだろうが

奥さんにはポリシーがあって
やっているとの事

それは、

「どうせ、この世の中で真実を言ってくれる人は、
親くらいしかいない皆、トラブルを避け 本人のためではなく
保身のために行動する人が多い だから、せめて親くらいは
悪者になって 厳しく罵倒し バランスを取ってもいいのではないか?」

と考えているようなのだ

本当に立派な考え方の1つだと思う
目先、子供に好かれるだけを考えれば
そんな行動は絶対に取らないだろうし、
どんな本を読んでも、良い所をもっともっと
ほめてのばそうと書いてある

でも そんな大人がほとんどだったら
子供がある程度の年齢になった時に
気付くのではないかと思う 大人の嘘に

私の家では すぐに実践できるかどうかは
わかららないが非常に勉強になった

皆さんは、どうお感じになったでしょうか?

ひとそれぞれと言ってしまえばそれまでですが、
いろいろな意見を聞く事は、有益にはなっても
害はありません

私にとっては 有益な1日となりました

髪を切って、教育について考える
人生 どこで何が転がっているかわかりませんね

今回は以上です
ではまた

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