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109ページ目 日本もまだすてたもんじゃないなと思った瞬間

先日、いつも通っている
コーヒー屋さんであった
ちょっといい話

いつもながらに、
私は朝の7時に
コーヒー屋さんに到着し、

いそいそと読みかけの本と
軽い仕事の残りをしに行った

お気に入りの場所に座り、
本を開き
パソコンをパチパチ始めると、

周りの空気が凍り付くほどの
大声が聞こえた

「もういやなんだよー!!!」

子供の女の子の声
(小学校高学年から
中学生くらいの子)

どうやら、朝から
母親と二人で勉強を
しに来たようだ。

そして、大声を出した子どもに
大して、その母は、
感情をあらわにして
切れだす。

「お前なんて
 障がい者施設にはいればいい。」
「それだからダメなんだ。」
「出来ない子は私の子ではない。」

などなど
辛辣な言葉が
店内に響く

私を含めて、
店内は異様な雰
囲気に包まれる。

にもかかわらず、
その母は、
娘への罵倒を辞めない

すると、

独りの勇者が
立ち上がり
その母に注意を始めた。

その母はその勇者を
にらみつけ、
大声で言い返した

「あなたに何の権利があるの?」
「医者なんですか?先生なんですか?」
「私の娘の事は私の好きにする」

もう、声が大きすぎて、
狭い店内には、
全て会話が
筒抜けになってしまっていた

おそろしいやり取りが
なされたあと、

その母の気分が
少し落ち着いたのか
幾分か大人しくなった

私は心中で拍手をしてしまった
そして感動

ことなかれ主義の現代
自分の事しか考えない人が
増えている。

余裕がないからかもしれない

他人にかまっている暇など
ないのかもしれない

でも、目の前で起きている
酷い状況に
リスク覚悟で

「それはおかしい」

と言える勇気が必要なのだと
感じました

子供は親のまえでは
無力

言われたことすべてを
当たり前だと受け入れてしまう
事もあるだろう

でも、
常識から大きく外れた行為を
公の場で目の当たりにした場合に、

おかしいと注意出来る社会で
あってほしい

そして、私も
それができるように
成長していきたいと
思いました

胸がざわざわしてしまって
読書どころではなくなったので
この文章を書く事にしました

終わり

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