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こどもとおとなとうさぎとえのぐ

時を超え、ウクライナから

久しぶりに開いたFacebookのAIから、7年前の記事が届来ました。
子どもが夢中で、絵を描いている写真。
ボクが参加したアートイベントのものでした。
会場は今まさに戦地となっているウクライナの首都キーウ(当時の記載はキエフ)の文化活動施設。

何かもう、切なくて、悲しくて、どうしようもない気持ちになりました。

"We Contemporary" カタログ出版イベント画像より

SNSで世界のクリエイターと、子どもたちとつながる

ボクは少し前まで、東京の自宅で子ども向けの美術教室を開いていました。
住宅事情もあり生徒の募集はしていませんでしたが、口コミで噂が広がり、週1回生徒4人でスタートした教室は、毎週複数回行う生徒数十人の教室になりました。
子どもの個性を引き出す、やりたいようにやらせる教室で「何も教えない美術教室」などと揶揄されたりもしました。

当時はアメリカやヨーロッパで絵画作品を展示する機会を多くいただいており、SNSやインターネットを介して、現地の子どもたちのアート活動と関わることが度々ありました。
国籍に関係なく繋がる子どもとアートの関係にボクの興味は深まっていき、キッズ英語教室学校に企画を持ち込み、1日出張アートスクールを開催したりもしました。

ちょうどそのころ、中東の児童障害者施設へ提供する絵本の作画依頼がきました。

出張アートスクールの最後
先生をキャンバスにボディーペイント大会
ボクと英語の先生は子どもたちのラクガキまみれ

子どもたちはRabbitを”USAGI”と呼んだ

中東にある複数の児童障害者施設。
世界の芸術家を、ボクの描くウサギが紹介していく絵本。

この企画は現地の作家兼プロデューサーのもので、SNSを介して依頼がありました。
ボクもやる気満々でしたが、国際事情により最終的に形になりませんでした。
企画進行途中に見せてもらった現地の子どもたちが描いたウサギは、今でも目に浮かび、ボクの絵画作品自体にも影響を与えています。

コロナ禍や戦争や様々な国際情勢や大人の事情やあれやこれや。
子どもたちはそれでも夢を見て、絵を描き、現実と向き合い、戦い、乗り越えて行きます。
ボクは、ボクらは、人が人として成長していくその姿に感動し、震えます。

世界中、多くの子どもたちはボクの描くウサギを "USAGI" と日本語の発音で呼んでくれます。
子どもたちを指導したり、一緒に制作したり、アートを介して触れ合うときに、ボクが心の中でずっと前から呼んでいたシンプルな企画名。

USAGIプロジェクト。

M.S.Rabbitsが今の世界と向き合う、新プロジェクト。
子どもたちが描いたウサギの絵を土台に、もう一度ボクが描き起こします。
ジェネレーティブデザインを使用してそれぞれのパーツは組み合わされ、新たに生まれる無数のウサギたちはNFTとして再び世界へ。

世界中の子どもたちとボクとの共同制作、コンピューターの力を借りて。
子どもたちの成長のように、未来に繋がる企画。
このワクワクが、どうか世界中のみんなに届きますように。

※ USAGIプロジェクトは2022年7月に開始予定。売り上げは同プロジェクト、アート活動、並びに子ども支援に使われます。

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