くやしいって苦しい

最近の私は悔しいです。

悔しいのに動けなくて、動かなかった自分が情けなくて、苦しいです。


部活の行事が終わるたびに、反省会をしてその反省点を共有します。

良かったことも、悪かったところも、しっかりと反省をしてくれる部員たちなので、その内容には信頼を置いています。

でも、反省を読むのが怖い。指揮者としての自分のできなさが、動きの遅さが、気配りの不足が、みんなの快適な活動を阻害しているとしか思えません。

去年までは私もあちら側で、ひたすらにやりにくかったこと、思ったことを言い続けてた。それはすごく楽なことだった。「たくさん反省点をまくしたててやれ!」「コーユー事、素直に言ってもらえる方が幸せなんだからな!聞いとけよ!」くらいまで思ってた。

今度はそれが自分に向かってくる声になった。でも、後輩や同学年の仲間には「気になったことは何でも言って。みんなで改善点出しながらやってこう」なんて余裕のある感じで言っておいてあったから、たくさん意見が出るんだろうけど

でも、正直苦しい。

それぞれの演奏会の反省点であるはずなのに、自分に対する評価として受け取ってしまう。

そうじゃないんだ、違うんだ、

そう思いたい。そうだって信じたい。

だけど今の自分にはできない。この役割は私じゃなくてもよかったんじゃないかって思ってる。私より動けて、私より知識があって、私より情熱がある人がいるんじゃないか、って思ってしまう。

私の動けなかったところをフォローしてくれる人がいると、「ありがとう」よりも先に「私にやらせてよ、なんで役割奪っちゃうワケ」って思いが出てきちゃうし、そんな風な思いを抱いた自分に自己嫌悪。


仙台にいると、そんな感じ。それを言葉にするのもしんどい。自転車こぎがらあふれ出た涙を風に飛ばすくらいしかできない。

だから気仙沼に来て少し落ち着けた。自分ってやっぱり弱いなぁって思うけど。やっとこの気持ちを少し書けた。