釜山たびその２｜船旅の良さとお金の話。
旅の始まりのブログは、毎回少しテンションが高すぎる。
旅を終えて、さて続きを書こうと前の記事を読むと、その興奮加減に少し恥ずかしくなる。
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船旅の良さについて、改めて総括してしまおうと思う。
いや、よかった。想像以上に。
飛行機だったら１時間半のところを19時間かけていく、贅沢。
往路は少し天気が悪かったけど、復路は良い天気で、
遮るもののない、満点の星空を見ることができた。
久しぶりにくっきりと見えたオリオン座。その上には（たぶん）ふたご座。
日の入りも日の出も見えた。
こんなに早いスピードで自転しているのかと、びっくりするほど一瞬の神々しさだった。
たとえ１時間半でも、窮屈な場所に座っている必要はない。
大浴場でお風呂に入れる。ちょっとしたショーもあった。
飛行機よりゆっくり移動したせいか、ゆっくりベッドで寝たせいか、移動疲れはほとんど感じなかった。新幹線の東京移動２時間半より楽だった。
ストレッチもスクワットもできる。誰にも気兼ねせず、好きなタイミングでトイレに行ける。
好きなだけ外気に当たることができる。
ご飯はブッフェ形式で好きなものを食べられる。
今回は旅程の３分の２ぐらいが内海だったせいか、揺れもそんなになかった。日本海に入ると、ある程度揺れる。でも「揺れてるな」と感じるぐらい。イミグレ用の書類を小さい字で書いているときに、一瞬「酔ったかな？」と感じた時があった。国内の揺れると定評のある特急に乗ったときほどではない。あの時はスマホの画面も見れないぐらいだった。
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15時に大阪の南港を出て、釜山に着いたのは10時25分。そこから船を出てイミグレとかいろいろ手続きをして、釜山銀行で1万円だけ両替して、観光案内所で釜山の地図をもらい、フェリーターミナルから外に出たのは、11時ぐらい。
地図上ですぐ近くにあるはずの釜山駅に向かう。きっとほんとうなら人の波に乗れば難なく辿り着いた筈なんだけど、とにかく人が少なすぎて「波」がない。周囲の道路にはほとんど人が歩いていない。不安になりながら、トランクをズルズルひきずり、駅の方向を見上げると、人がたくさん歩いている遊歩道があった。そこに至る道を探すのに、だいぶ時間がかかった。
釜山駅について、案内所で「WOWPASS」を発行してくれる機械がある場所を聞く。これは日本のICOCAのようなもので、支払いもできるし、公共交通機関にも乗れる。外国人専用のカードで、日本のお金でチャージでき、韓国の現金に両替までしてくれる。レートも良いし、手数料もほとんどかからない。クレジットカードよりお得なのだ。
海外旅行でめんどくさいことの一つに、お金の管理がある。韓国は硬貨をあまり使用しないからそれほどでもないけど、硬貨の種類がたくさんあると、お金を支払うときに、とても苦労する。
だけど、今回のようにサインもパスコードも不要なカードだと、そのあたりのストレスがないのが嬉しい。そして余計な手数料を支払わなくていいのも嬉しい。
ちなみに、なんでこんなに細かいことを書いているかというと、
前にも書いたように、釜山に関する紙のガイドブックが全滅で、かなりネット情報のお世話になったから。
これからまたガイドブック業界は勢いを盛り返していくだろうけど、紙の本に頼って旅行をするというひとは減っていくだろう。
旅先でガイドブックを持ちながら歩くなんて、「鴨にして」と言っているようなものだし、そもそも状況が変わるのが早すぎるのだ。
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【情報まとめ】
記事だけじゃなく、YouTubeとかで検索すると、たくさんのひとが解説してくれているので参考にしてもらえるといいと思います。
★わたしが乗った船
★乗船前に必要な手続き
（ワクチン接種証明の登録を忘れていて、危うく乗船できないところだった）
★WOWPASSのこと
結論からいうと、最初の現金両替は不要だった。窓口両替はレートが悪いし手数料もかかる。ただ、WOWPASSは機械の数があまり多くないので、お金をチャージするのはちょっと不便だった。
★Revolutのこと
本文には書いていないけど、もうひとつの支払い手段。
日本円でチャージ（口座振り込みとかクレジットカード払いがある）すると、デビットカードみたいな感じで、タッチ決済ができる。これも手数料がかからないしレートも決済タイミングのものが反映されるので良かった。
問題は入れてる現金が足りなくなったとき、クレジットカードから入金しようとしたら、韓国のネット環境からはできなかった（不正利用防止のため）。仮想で日本のネット環境に繋げば（VPN）できるんだけど、今回は日本でちゃんとその準備をしていなかったので、できなかった。
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