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nutrepi
2020年8月5日 02:26
先日、「関連性・因果推論の表現は正確に」というNoteを残しました。よく考える問題点・懸念材料について書き記しておこうという意図です。お役に立つようであれば嬉しいです。さて、このNoteに記しているのも同様の意図です。ヒトを対象にする医学研究に限る内容かもしれませんが、「こういうのもある」と理解してもらって、うまく使えるようならぜひどうぞ・・と思っている内容です。私が関わる学生やポスドク、
2020年7月31日 11:28
写真はマンチェスター大学の図書館。公開後、てにをは、ですます調、ちょっと説明を足したり微調整しています。タイトル変更。内容には変更なし。このNoteは、回り道しつつ「論文を書くとき、気をつけるといいのではないか」と高い頻度で思ってきたことを書いています。特に科学論文を書いたりする方に読んで頂いて、生かしてもらえると嬉しいです。多くは私のこれまでの論文を査読した経験に基づいています(査読について
2020年6月30日 21:07
私たちは研究から得られた情報、市場調査、該当アンケートなどの情報をよく耳にします。あるいはそういった情報に基づいた二次的な情報によく触れます(e.g. アンケートに基づいた意見など)。そういった情報には予期しない偏り(バイアス)が潜んでいる恐れが常にあります。いろんなバイアスの原因があるのですが、「誰を対象にした調査なのか」に由来する「選択バイアス」(Selection Bias)についてここに記
2020年6月11日 11:22
このNoteは私の経験に基づいた私見です(註1)。栄養疫学の専門家として要するためには、次の三つの領域について、大学院レベルの学を系統的に修め、その修練/習熟度を客観的に試験される機会をもち、パスすることが必要条件でしょう(註2)。① 栄養学② 疫学③ 統計学私が博士号を取得した米国のTufts大学では、博士課程の中間に設けられた口頭試問において、これらの三つの領域について問われました。