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季節が巡ることを、毎回新鮮に楽しむのだ

こんばんは。

本日の新作は飾り結びのかたっぽピアスでした

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↑「もゆ希」

極細の紐を使って小さめに小さめに結んだ飾り結びの花を2色重ねた、つけ心地も軽く見た目もコンパクトで可憐なかたっぽピアスのシリーズ

特に何かの花であるという明確なモチーフを使わないnuta designのポリシーを強みにして

このシリーズは特に色の振り幅広く自由に色合わせをして作っています

紫陽花を想起するような青系から、
花ではなく紅葉の色を意識したもの、
現実には存在しないような黒寄りのもの、
ブライダルシーンにも使える白系のものなど。

今回はアイボリーの背後にごくごく淡いやさしいピンクを添えました

毎度毎度、暑い季節でも寒い季節でも実感することであり
そしてここにも書いたことなのではあるのですが

暑い季節に思う冬、あるいはその逆で冬に想像する夏というのは
現状の気候の身体への厳しさも相まってなんだか夢たっぷりにそれぞれのシーズンの一番おいしいところ、美しい場面だったりして

だからその頃に準備する「来たるべき季節の装い」もまた随分とファンタジーなものになりがち、なところへ持ってきて

いざ暑さなり寒さなりが実感を伴って迫ってくると
もうすこし現実的なことを我々は考えてしまうもの

それ自体がユーモラスで懲りなくて愛らしいのだけれど

然りとて毎季同じことを毎季繰り返しすぎではないのかという節もありつつの



ねえ、やっぱり寒さがしっかり身に沁みてくると
春色のモチーフが恋しくなってくるものですね。


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というわけで。

とはいえ。

まだ爛漫な花盛りの色合いは野暮かしら、というわけで
淡い淡い、儚げな花を飾ろう。



例えば、なのだけれど

まだまだ寒いうちから開く梅の花などは
薄い、光が透けるような花びらで咲いてくれる品種もあって
けれどそのあやういくらいの佇まいからは想像もつかないくらい濃く香ったりなどして我々を驚かせてくれるのですな

だなんていう風に

植物の萌芽など見てびっくりしたり勇気を得たりすることもまた飽きもせず巡り来る風物詩なのですな、

でも、

全くそれを笑う気にはなれない。
むしろ大層素敵なことだと思います。






さて

明日は復活販売に戻る予定です

2021.12.7. nuta design

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