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【読書】『わらの女』
本棚からタイトルと表紙のみで選んだシリーズ。
今回はミステリー。
とにかく金持ちになりたい!!!苦労せず玉の輿に乗りたい!!!と今日まで独身を貫いてきた34歳の女性に、一つの新聞広告が目に入ります。
「当方大資産家、良縁求む。願わくはハンブルク出身、未婚、だが世間知らずでなく、身寄りもなく...」
あからさまに怪しい。こんな好条件を新聞広告に出してる時点でおかしい。ヤバい臭いがプンプンしてる。見えてる地雷を踏み抜くようなもんである。
だが彼女の中の野心と冒険心は、この地雷をお宝だとにらんだ。千載一遇のチャンス。これを逃してしまってはもう後はないと。
そして待ち合わせ当日。現れたのは一人の男。
彼は広告を出した張本人であり、また先の資産家の秘書だという。
そこで彼は、彼女とともに壮大な計画を実行しようとしていた…。
今回も本棚をブラブラしてテキトーに選んだ本ですが、映画化してるくらい結構有名な作品らしいです。
物語も終盤、最後の最後に大逆転があるかな~…と最後の最後まで期待して読み、そして結末で「おおう…」となりました。
なぜいまだに見えてる地雷がこの世に蔓延っているのかといえば、それは引っかかる人がいるからに他なりません。
うまい話には罠がある。古来からの教訓です。
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