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本当の市場調査①

①世に蔓延る市場調査の罠

店舗業、小売業、IT業、コンサル業、広告業、エンタメ業
個人が起業するならば、ほとんどこの中に当てはまるのでは無いだろうか?
その中で、自社が戦う、市場の把握というのは必ず必要になってくる。
あなたはどうやって市場調査をしますか?

今のあなたの調査方法が、
・Googleで調べる
・業界最大手企業のHPで調べる
・政府の資料から調べる
と考えたのならば、是非本稿と次回の投稿を参考にしていただきたい。
あと、個人的な感想だが、個人ブログは全ジャンルの学びに置いて、レベルが低過ぎる。どこかで聞いた情報を適当に載せてるだけだからだ。
彼らの素晴らしさは、「Googleの検索上位に載るための戦略」であり、情報の正しさなどどうでもいいからだ。本気で学んでる人、学ぼうとしてる人には通用しない。

②市場調査の必要性
まず市場調査の必要性について。
答えは簡単。「自社と他社を把握し、競合に勝つ為の戦略を打つ」
それだけです。ただ、その土台になる「市場把握」を間違えると、それから組む全ての戦略が的外れになってしまう。

例えば、

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これを見て、「うんうん、なるほど、こういう市場か、ならウチはこういう戦略でいこう」とロジカルに考える事が出来ますか?私は絶対に出来ない。
しっかりと、人を介した「自らの市場調査」をしないと、データだけの机上の空論になる。

もう一点、こういったマス系の調査は重大な弱点がある。
それは、「既に顧客になった顧客」しか見ていない事。
そこからどうやって客を奪うかを考えていては、自ら市場を狭めている様なものだ。
マスメディアの調査には載っていない、自社のサービスだからこそ買ってくれる「非顧客の顧客」を無視してしまう。

そこで必要になってくるのが、以下5つのフレームワークになる。
①3C分析
②SWOT分析
③4P分析
④デプス調査
⑤ペルソナ設定

自社の立ち位置を把握し(3C分析)、自社の個性と弱点をさらに深堀り(SWOT分析)、自社と他社の違いを4P分析で勝てる所を見出し、真似る所は真似る。そうしてサービス内容を固めた上、デプス調査でどいう言う人がいて、何を求めているのか聴取し、ペルソナ設定で再度デプス調査を行う。
最後にペルソナ設定から生まれたデプス調査をして、最後に👇の算式に当てはめて終わり。
○万人居るエリアで、△%(デプス調査)の権兵衛さん(ペルソナ)が■万円でサービスを利用したい(メンタルアカウンティング)
○万人×△%×■万=☆億円/月 の市場規模が予想される。

なんのこっちゃ?と思うでしょう。
大丈夫、私もです。

次回、この①〜⑤について、一つひとつの意味をしっかり紐といて、誰でも出来るフレームワークをご紹介しますのでご安心ください。