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ご自愛するならこんなふうに。自分を大切にするための3つのヒント。

「ご自愛」。相手へかける「ご自愛ください」から、最近は自分に向けた言葉として使われる用法がとても多くなった気がします。

ご自愛=自分を大切にすること。大前提、自分を大切にする方法は人それぞれです。それぞれに合う方法、レベル、タイミングがあるので絶対に効くとは言い切れませんが、自分なりの方法をまとめてみました。なにかの参考になれば幸いです。

わたしの場合は、「ノイズをとり除く」「ペースを整える」「エネルギーを上げる」がご自愛方法の基本になっています。
(※3つは完全には独立しておらず関係し合っていますが、便宜上分けて書きます。)

ノイズをとり除く

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「自分を大切にする」って、「自分の声に従って生きる」ことだと思っています。心も身体も、日々なんらかのメッセージを発しています。

でも、例えば仕事が忙しかったり、たくさんの誰かの言葉にさらされたりすると、すぐ声を見失ってしまいます。「なんだか分からないけどしんどい」が続くときは、ノイズを軽くして自分の声を知る必要があるのかもしれません。

・もやもやを書き出す
・誰かに話を聞いてもらう
・SNSと距離を置く
・無心になれることをする(※仕事は避ける)
・身体に優しい食事を摂る
・適度な運動をする

自分と混ざってしまっているノイズをとり除き、自分の中に放置された声を拾いに行く。一人でとり除けないときは存分に他者を頼ることも大事。

ノイズは小さい内にとり除いたほうが圧倒的に楽だと思います。「無心になれること」は人それぞれですが、例えばわたしの場合は掃除などが当たります。

ペースを整える

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息切れするようなしんどさを感じるとき、自分のペースが乱れている可能性があります。大抵の場合は速くなってしまっているので、意識的に「ゆっくりにする」「緩める」アプローチがいいかなぁと思います。

・ゆっくり腹式呼吸をする
・のんびりお散歩する
・日向ぼっこする
・お風呂に浸かってぼーっとする
・ゆったりした音楽や文章に触れる
・時間をかけて温かいお茶を飲む

呼吸は、意識的にコントロールできる唯一の自律神経系と言われています。横になると自然と腹式呼吸が出来ますが、外で出来ない場合はお腹に手を置くとやりやすいです。感情が乱れたときなど、ちょっとしたご自愛に最適。

こういった「なにもしない」系のご自愛が苦手な方もいると思います。むしろストレスが溜まるなど、合わない場合は無理しなくて大丈夫です。

エネルギーを上げる

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上の2つがご自愛における「静」のアプローチだとしたら、これは「動」のアプローチと言えます。

何かにときめいたり、ご褒美をあげたり、エネルギーがもらえる人、もの、場所に触れたりします。(必要なぶんの睡眠が取れており、体力がある程度回復していることが前提です。)

・自然の豊かな場所や神社に行く
・好きなことをする、好きな人と会う
・映画や本など誰かの物語に触れる
・お気に入りの場所に行く
・美味しいものを食べる
・ときめくお買い物をする
・創作する

必ずしも直球で「自分と向き合うこと」が正解でないときもあります。他者からエネルギーをもらうことも、ご自愛の第一歩。

自分の物語に疲れたときは、誰かの物語に癒やされましょう。知らないうちにエネルギーが上がって元気になります。

何かを生み出すこともエネルギーアップにつながります。「創作」は例えば自炊やnoteを書くこと、誰かを応援することなんかも含まれますね。

自分にあったご自愛を

今回はわたしの経験則から、「ノイズをとり除く」「ペースを整える」「エネルギーを上げる」の観点でご自愛方法を整理してみました。

もちろんこれが正解なわけではなく、「これをすると自分を大切にできた感じがして幸せ!」と思うこと全てがご自愛だと思います。

わたしにとって、心と身体を大切にしながらヘルシーに生きること、すなわち「持続可能な生き方」は重要なテーマです。

頑張って頑張ってある日ぷつんと切れてしまう生き方より、日々こまめにご自愛しながらしなやかに生きる生き方をしたいと思っています。
(※そのためには自分のキャパシティや危険信号のパターンも知っておく必要がありますが、ここでは割愛させていただきます。)

それぞれの考え方があるとは思いますが、みなさんが「あ、ご自愛が必要だな」と感じたときに参照できるnoteになっていれば嬉しいです。ぜひ、自分にあったご自愛方法を探してみてくださいね。

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