見出し画像

しんどいときは、心に3歳児がいると思えばいい。

なんでもないことが積み重なり、少しずつ自分の中で感情が育ち抑えきれなくなる瞬間、ありませんか。

もっと愛されたい!
認めてほしい!
自分だけ特別扱いしてほしい!

わたしはたまに、こんな感情が暴走してしまうときがあります。恋人にもっと分かりやすく愛してほしいとか、先輩に小さなことでも褒めてほしいとか。

こんな自分が未熟だと自己攻撃したり、矛先が相手に向いて「どうして分かってくれないの」と怒りが噴出したりと、中々厄介です。

どうしたらいいか分からなくて、ただただ暴風雨が過ぎ去るのを待つ。自己嫌悪と他者攻撃のスパイラルで肥大していく感情に、心身ともに疲弊していく。

これを人に相談してみたら、

「良くないと思って見ないフリをするから疲れちゃうんだよ。その感情を3歳の子にデフォルメして投影してあげたら、可愛いと思わない?」

と言われました。

「見て見て〜!」と自分で作ったものを見せに来る子だったり、「構って!」と抱っこをせがむ子だったり、構ってほしいけどうまく言えず陰でぶすくれてる子だったり、投影してみるとそんな感じ。

……なるほど、かわいく思えるかも?

そんな子たちには、「すごいね、よく出来たね。ありがとうね。」と褒めたり、ぎゅっと抱きしめてあげたり、「構ってほしかったんだね。ごめんね、大好きだよ。」と頭をなでてあげたり、そんな行動をしてあげたい。

そして本当は、23歳の自分もそうやって甘やかしてほしいんだと気付きました。3歳児なら出来るけど、大人の自分はそんな態度してほしいなんて言えません。

心の3歳児を「かわいいなぁ」と大事にしてあげると、不思議と求める声が小さくなります。満たされて、にこにこ笑いはじめる。

必要なのは、自分で自分を愛してあげることだったんだなぁと気づきました。

自分だと可愛く思えなくても、切り離して投影して大事にしてあげることで、自然と心が軽く温かくなっていきます。

しんどさが募ったら、3歳児を思い出してその子がしてほしそうなことをたくさん自分にしてあげましょう。自分の感情を否定せず愛でてあげるだけで、心が軽くなると思います。

画像1


ここまで読んでいただきありがとうございます! いただいたサポートで、自分へご褒美あげたいなと思います。