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その⑧『悪魔城伝説』

『悪魔城伝説』は、コナミの悪魔城ドラキュラシリーズ3作め。ロムカートリッジで発売された、シリーズきっての名作である。グラフィック、音楽、ゲーム性どれをとっても素晴らしいが、本作の白眉は仲間を連れて行けるシステムだろう。仲間のキャラ個性や能力で、攻略もグッと深みを増すのである。

筆者のいちばんのお気に入りは、修道僧(魔法使い?)のサイファであった。ロールプレイングゲームなどでも魔法使いキャラに肩入れしてしまうのは、自分が運動音痴だから。非力なキャラが呪文で豪快に敵を倒すのが痛快なのである。サイファの魔法もひとつではない。シンプルで強力な炎、敵を砕くこともできる冷凍、敵を追尾する光弾があるのだ。通常攻撃の杖はちょっと、ショボいけれど。他にも飛び道具を無制限に投げられる盗賊のグラントや、のちの作品で大活躍のアルカードも初登場(アルカードはコウモリに化けて飛行中に、別のコウモリに当たって落下死するのがお約束)。

そうそう、ネタバレになるので詳しくは書けないが、サイファを仲間にしたルートでのエンディングについて。筆者は任天堂の『メトロイド』を連想したのだが、どうだろう? 他にもそういう方、いらっしゃるんじゃないかなあ。ともあれ筆者はこの作品からドラキュラシリーズに没頭し、全ての作品の8~9割をやりこみクリアすることになる。アクション激下手なヌルゲーマーをそこまで魅了するコナミ・ドラキュラマジック、トライしてみませんか?なんて言うと、若干中古価格に影響したり……しないか(笑)。

私の拙い記事をご覧いただき、心より感謝申し上げます。コメントなどもいただけますと幸いです。これからも、さまざまな内容をアウトプットしてゆく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。