シドニーから西へ約800キロ。
赤土が舞う地へやってきました。
訪れたフィッシュトラップ(魚の捕獲罠)は
世界最古の人造建造物らしく、
当時この地域に住んでいた８つの民族が集結して
共に作り上げてから5万年以上。
ずっと
ずっと
ずーっと
地元の人々に愛され、守られ
今でも大切に使われているものでした。
人口1500人ほどのこの小さな街で
私のアボリジナル文化やその人々への
思いも、考え方も、理解も
全てが変わりました。
前に触れたkinship制度も
身体で
心で
目で
耳で
体感覚で
あぁ、これだったのか。
と一歩踏み込んだところを知る事ができました。
これは
頭で理解するものでなく
魂で触れて知るもの
そんな風に感じたのです。
文字だけでも
口伝だけでも
伝えきれないものだと知りました。
人と人が
身体や心のもっと奥の、
魂と言われる様な
もっと深いところで自然に
ただそこにある川の緩やかな流れの様に
流動的に
何千年もそこに鎮座している岩の様に
しっかりと
繋がっているのを感じました。
それを感じたきっかけ。
感動と癒しのきっかけも
ポツポツと話していきたいと思います。
ここに住みたい！！
この世界にいたい！
そう思える体験でした。
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