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月という映画

こんにちは。
職業看護師、社会福祉士
浄土真宗本願寺派僧侶
伊達智子です。

13日公開
月という映画
ご存知でしょうか。

2016年7月に起こった
障がい者施設殺傷事件をモチーフにされた
小説の映画化です。

よくぞ映画化
して下さいました。

ですが私は…

はっきり言って
見る勇気がありません。

なぜなら
障がい者の母
そして支援者でありますが
感情が揺れます。

予告編を見たのですが
虐待の場面で胸が苦しくなりました。
うちの息子たちも
このような立場になっていた可能性はゼロでは
ありません。
そして施設というのは閉鎖化です。
この中で何が起ころうとも
当事者は訴えることができません

家族もお世話になってるんだし
後ろめたさがある方も少なくありません

そんな現状を伝える映画と思います。

是非興味のある方
障がいを持つ方にご縁のない方
福祉の世界でない方に
見てもらいたいです。

世の中綺麗事だけではすみません
私たちの心の中は
ものすごい残酷なことも
考えます。

行動に起こすこともあります。
人間の尊厳
いのちの尊厳

そんなことよりも
障がいを持つ方が
この世に生まれたからこそ
考えるご縁を
いただいている

私は子どもたちが私の子どもで来てくれたからこそ
いろんな経験をさせてもらいました。

人生の海をいろんな形で
泳いでます。

だから
尊いんです。

映画を観る勇気は
今の私にはありませんが
この映画がさまざまなところで
影響する力を
願っています。

お読みくださりありがとうございます🙏
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