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おじいさんが山に柴刈りに行く途中、 何らかの原因で転倒しました。

事務長という仕事をしているので
人事採用も担当していて
看護師のみなさんの履歴書はたくさんみてきました。

もちろん良い履歴書もたくさんみてきましたが、
「ん?ちょっとこれは…」という履歴書もみてきました。

例えば
1年くらいでメチャクチャ転職しまくっている

あるいは
数回、医療業界を離れている

または
写真の過度な加工

別にそれがダメだという訳ではありません。
そうした履歴書でも採用させて頂いた方もいますし、
残念ながら見合わせて頂いた方もいます。

もちろん、採用する側としては、
良いところを探しています。
が、それと同時にやっぱり確認するのは
「問題はないか」です。そりゃ確認しますよね。

いや粗探しをするのではなく
問題が「ない」ことを確認しているのであって、
問題を無理に見つけているわけではないということです。

むしろ問題がないと思って読んでいる履歴書に、
「ん?ちょっとこれは…」という
問題が「ありそう」っていう内容に
”引っ掛かってしまう”感覚を知って欲しいのです。

そりゃ履歴書ですから、みんな
「私は優秀です!雇ってくださいな!」っていう内容なんです。
悪いところなんて一つも書いてない。
だから問題が「ありそう」なポイントは、つまずいてしまうのです。

例えるなら
桃太郎という誰もが知る話で、
本線で問題なく桃太郎が鬼を退治しているのに、話の冒頭で
「おじいさんが山に柴刈りに行く途中、何らかの原因で転倒しました。
が、おばあさんはそのまま川へ洗濯…」
という文章があると、最後まで引っかかるんです。
おじいさんは無事か、瞳孔不同はなかったか、
転倒の原因は何か、取り除かれているのか、
気になってしまうのです。

だから履歴書にこういった
「ん?ちょっとこれは…」っていう引っ掛かりは禁物なのです。
つまずきのない履歴書を作るのが大切なのです。

ただ、転職歴は消せないですし、
黒歴史を書かないというのも、あまりよくありません。
経歴が違うという理由から解雇される可能性もあります。

ナースセカンドキャリアラボでは
そうした就職試験の履歴書作成サポートも行いますし、
そもそも、「履歴」に黒歴史を増やさない など
転職そのものを慎重に、一緒に考えます。

御興味ある方はこちら
ナースセカンドキャリアラボ


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