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文字は素敵な個性です。

こんにちはRitta.です。第一回目の投稿お読みいただきありがとうございました。予想より多くの方に読んでいただけてとても嬉しいです。

本日は、【文字と個性】について。

美文字レッスンをしておきながら言ってること矛盾していませんかー!
ーはい、すみません。でもね、美文字の書き方は習得していただきたいんです。
そもそも個性って?
近年よく個性というワードを耳にするようになりました。でもね、個性ってなんか曖昧…!

そんな中、子供教室でのできごと。
クラスみんなが「夏」って漢字で書く中、一人の男の子が「ナツ」とカタカナで書いたのです。俺はみんなとは一味違うぜベイベー☆みたいなスタンス。これは個性なのでしょうか?(書きながら言葉に迷っています。)

手書き文字の中での個性の定義を定めるとしたら
・線(各ストローク)の長さ、傾き、湾曲や反り具合
・筆圧の強弱
・線や点(各ストローク)の位置関係
・トメ、ハネ、ハライの癖
等々で認識します。

以上の中で必ず自分が書く字で表れ、一貫性のあるものをまずその人の文字の特徴とし個性と呼べると考えます。その基準となるのが私達が子供の頃からお手本としてきた美文字です。

なんでもそうなのですが、基本や基礎、常識を知っての個性です。そこの秩序が乱れるとなんでも「これは個性だ!」ということになってしまいます。

まずは基礎を知り、他者を知る。他者を知ると自分を知る。
他との比較の上で認識されるのですね。

お教室で一人だけ「ナツ」とカタカナで書いた子も、今回だけなんか気分で違うことをしてみた、ではなくいつもみんなと違うことをする、という一貫性があればその子の思考、行動の個性であると言え、文字の個性は上記で述べたとおり文字を見るのでまた異なった視点での個性と見つけることができます。

現に今の中学教育の中で「個々の手書き文字の特性の存在への意識化を図る段階」があります。その個性にどのような価値があるのか見極めることで手書き文字を操り、好きなフォントと作ることができるようになります。

基礎を知り、他者を知り自分を知ることは、自分自身と向き合うことに繋がります。教育の中ではその面でもまだまだ文字と個性について課題は山積み…。

ー学生時代ってわざと丸っこい字書いたりしてたな〜、(なんかお洒落な子だと思われたかったんです。笑)

この記事を読んでくださった大人のみなさま、自分の個性を知り、生かした字書きたくなったのではないでしょうか?!(うん、そんなことない。)

次回はすぐ使える!文字の整え術なんてどうかしら…

なんだかまとまらないお話ですみません。
今日もRitta.のつぶやきにお付き合いいただきありがとうございました。


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