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案外なくても生活できているもの

昨日は美術館に行ってきました。私はアートに全く詳しくないですが、眺める分にはクラシックなアートからモダンアートまで大好きです。^^
ヨーロッパに来てよかったことの一つに無料で見れる美術館や博物館がたくさんあるということがあります。有料の場所でも閉館1時間前に行くと『ハッピーアワー』として無料で見れたり、かなり安く見れたりするところがたくさんあります。

さて、今回はヨーロッパに引っ越しして案外なくても困らなかったものについて5つお話したいと思います。
現在のアパートに引っ越しした当初はあれこれ家電や日用品をしっかり揃えたかったのですが、私のアパートはかなり狭いのでスペースの関係上、あれこれ購入するか迷っているうちに一年が経ちました。
今となると『このまま買わなくていいんじゃね?』と思い買わなかったものが多々あります。
もちろん一人暮らしだからこそ買わなくてもやっていけていることもありますが、今は便利な家電等がない分、若干手間がかかり面倒くさくても、何かを作ったり行うプロセスを楽しむようにしています。

1. 炊飯器

引っ越しした当初はすごく欲しかったのですが、私は毎日白米を食べないのと、鍋で簡単に炊けてしまうので炊飯器を買いませんでした。鍋で白米を炊きはじめた頃は鍋の底が焦げてしまったりしていたのですが、今では火の加減なども分かってきたのでわずか30分ほどで綺麗に美味しく白米が炊けるようになりました。
私はインスタントラーメンを作る用の小さな鍋に2合炊いて、1合はその日に食べて残りの1合は冷凍して急に食べたくなった時のために保管するようにしています。

2. トースター

これも炊飯器と同様に、朝食のトーストを作るのに欲しかったのですが、トースターの置き場がないのと、フライパンで代用できるので今は不要かなと思っています。フライパンでもコーヒーを作っている間にトーストが出来るのと、フライパンだとパンの粉が飛び散っても掃除が簡単なのでその点でもトースターがなくても間に合っているかなと思います。

3. 掃除機

掃除機はもっと広い家に移った際は買おうと思いますが、今は小さなアパートに居るので、週に2〜3回クイックルワイパーで乾拭きと水拭きをしています。目に見えたゴミや埃はホウキとちりとりで簡単に取れるのと、クイックルワイパーも5分ほどで終わるので『掃除機が欲しいなぁ』と思ったことはありません。
むしろ水が硬水で、掃除をしてもしても真っ白に水垢が残ってしまうので水回りの掃除に時間がかかってしまっています・・。

4. テレビ

ドイツのテレビを観ても理解できないのもありますが、今はパソコンで日本のニュースやTV番組、Netflixなども簡単に観れるのでパソコンで十分だと感じています。

5. 自転車

日本ではむしろ自転車でどこへでも行っていたのですが、私の住む街はトラム(路面電車みたいなもの)や地下鉄がどこでも通っているので自転車は買いませんでした。又、夏場の自転車は気持ちよさそうですが、ドイツの冬は雨が多いので夏しかほとんど乗る機会もないかなと思いました。今はトラムを乗って移動しない場合は徒歩で移動しています。それはそれで散歩になるので楽しいです。

日本に住んでいた頃、私の家は物で溢れかえっていたのですが、家にある物自体もうまく使いこなせていなかったり、むしろ買ってから使用していなかったものも多数ありました。
ドイツ自体、日本ほど手の込んだ物の種類が沢山ないということもありますが、何に対しても『どうしても欲しい!』と衝動的に思うことがなくなりました。

ドイツに移住してからは、仕事の残業もなくなったのと、日曜日はスーパーやお店が閉まっているので家でゆっくり過ごす時間が増えました。時間にかなり余裕が出来るようになったので、少し面倒くさいことでもやってみようと前向きに思えるようにもなりました。

生活スタイルは住む環境や家族構成などで常に変わってくるので、いずれ上記のものも必要になってくるかもしれませんが、その時の状況に合わせて必要なものだけを買っていきたいと感じました。





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