「大和川」で思う。

※こちらの記事は、筆者がひとり、飲んで食べて、思ったことをただただ書く記事です。グルメ記事でも批評記事でもありません。あしからず。

とりあえずハイボール

左の靴下、穴開いてるんだよな。親指の爪のところ。
お気に入りの靴下で、結構な頻度で履いていて、履いているってことは穴開くわけで。最初に言っておくけど、穴開いたら開けっ放し、的な人間ではない。気に入ってる靴下だからこそ、何度も繕って履いている。この子(今履いてる靴下)もすでに3−4回近く施術をしている。
左足の親指の先、そんな、大きさで言えば1cm程度の穴なのに、なぜか落ち着かない。人間の神経はそんなところまで敏感なのか。爪だぞ、爪の位置だぞ。爪にも神経あるんだな。


大好きな肉汁餃子

餃子を食べつつ、大将と話す。今日は祝日前なのに客が来ないと嘆く大将。私が入店したときには、大将はカウンターに座りテレビを見ていた。一人で来てごめん。今度は友達連れてくるね。
大将は中国北部生まれ。軽く中国話をする。
「天津飯は中国にはない」大将は言う。「じゃあカニ玉は?」私が聞く。「自分が知る限り、中国にはない」
焼き餃子は日本独自のもの(中国では水餃子が主流)、そんなベタな話を振った流れでの出来事だった。天津飯…結構好きである。王将が脳裏をよぎる(容疑者捕まったし)。王将にあるものは中国にもある、勝手に思い込んでいた。どうやら、卵メインのオムレツ的+餡かけな例のやつは、大陸にはないらしい。美味しいのに。中国の人も食べたらいいのに。

豚ロースとピーマンの黒酢炒め

じゃあ大将の地元の料理はどれなんだ、ということで頼んだ。辛い、うまい。
この料理は、中国の料理学校の基礎として必ず勉強するものらしい。これ作れなきゃモグリだと。
和食では何だろなと思う。だし巻き?肉じゃが?
それにしても辛酸っぱくておいしいなぁ。

照明がかわいい

お腹いっぱいになってきた。

店内のテレビでは「笑ってコラえて」が流れている。
そういえば中学生の頃、「理想の父親像は?」みたいなアンケートの質問があって、「所ジョージ・関根勤」と書いたことを思い出した。
中学生としては渋いと思うし、少数意見としてクラスで紹介されたけど、今もその時の回答は間違ってないと思っている。
所ジョージと関根勤。いいじゃないか。
どちらも人生楽しそう。誰かを否定することなく、いつも笑っている。生きたいように生きている、そんな気がする。
父親になってほしい、旦那になってほしい、ではなく、私がそんなふうになりたいのかもな。

きゅうり

一人で飲んでると酔ってくるな。残りのツマミと酒の量(バランス)を横目で見たりして。
「笑ってコラえて」で、結婚して1年目の夫婦が、改めてプロポーズをしている。泣ける。プロポーズが無かった、という妻。言ってほしかった、という妻。(でも「言わなくてもわかってるよ」という感じが素敵。)
男女に限らず、言葉で伝える大切さ。
言葉って大事。伝えるって大事。

実はシャイである。テレ屋である。
うまく言えない。伝えられない。
言わなきゃ伝わらないってわかってるのにな。でもテレちゃってできないんだよな。中二かっ!
40手前でもこんなもんである。ショボい。

酔ってきたな。今日はこんなとこだな。
一人飲みは酔いやすい。格言。


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