日記:知らない筒

何年か前に台湾のコンビニで買った謎の物体。

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飲み物です。確かコーヒーかカフェオレだったような(記憶が曖昧)。やけにコーヒーらしくないパッケージというか、「超研磨」という漢字も相まって、もしかしたら洗剤でも入っているんじゃないかと思ってしまう。でもカッコいい。普通においしかったです。


台湾のコンビニで思ったこと。

ファミリーマートの入店音が微妙に違った。自分が入ったファミマでは日本でもお馴染みの入店音が流れてきて「台湾でも同じなんだな〜」と思ったのだけれど、聞いてみると微妙に音が違う。6つ目の音でちょっと伸びるところがあるじゃないですか。あれが少し足りない。

日本のファミマの入店音が「♪ファミファミファミ〜マ ファミファミマ♪」だとすると、台湾の入店音は「♪ファミファミファミ〜 ファミファミマ♪」だったのだ。途中の「マ」が一拍まるまる抜け落ちていた。拍子も日本のものが4/4拍子が2小節となっているのが、台湾だと「マ」がそのまま抜け落ちている分、1小節目が7/8拍子となっている?のである。それがなんとも奇妙なリズム感を生み出していた。

あと調もすこし違った気がする。台湾の方が少し低かったような。これが、たまたま自分の訪れたファミマでのみ起こる現象だったのかどうかはわからないけれど、なんだか不思議に思った。


セブンイレブンの話。

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台湾で無印良品と組んでいたのはセブンイレブンだったのだ。日本ではファミリーマートだったのに。意味もなく、不思議な喪失感を覚えた。

でも今は日本でもファミリーマートに別れを告げ、今度はローソンに並ぶようになるのだとか。もうなってるのかな。以下の記事が2020年6月のものなのでもう並んでいる気がする。ローソンに全く行っていないというわけではないのだけれど、意識にはなかった。今度は注視してみよう。


台湾のコンビニはファミリーマートといいセブンイレブンといい、めちゃめちゃ見知った店名が並んでいた。ローソンがあったかどうかは覚えていない。


海外旅行があまり得意ではない。台湾に行った時も完全に着いていった形だった。理由は、外国語が全く話せないことも相まって、異国におけるコミュニケーションができないためである。

コミュニケーションとは言葉だけではなく、例えばその国特有の文化の違いだったり、そういったところで自国とは差異が生まれる。その差を埋めることができない。日本では、自分は多分日本語が話せなくてもある程度街を歩くことができる。それは日本の街の歩き方を、買い物の仕方を、交通機関の利用方法を、その他のあれこれを知っているからだ。そういった下地への親しみすら失われた異国では、それが通用しない。事前にある程度その国の文化などについて調べていたとしても、その場にいざ立ってみると頭がいっぱいになってしまう。そうはいっても観光で必要なコミュニケーションといえばお店でお金を渡し商品を受け取るくらいのものなのだが、それでも混乱してしまう。ホテルやタクシーでチップ払った方がいいのかどうか毎回気にしてしまう。その混乱を言い訳する言葉も持たず、ただあたふたしているだけの人間が誕生してしまう。

でも海外は好きだ。どこか遠い場所へと赴くことが好きだから。全く知らない世界がそこには広がっている。ただ街を歩くだけで知らない発見が大量に存在する。しかしその楽しさと未知の場所の不安とを天秤にかけた場合、今のところ自分は後者が重くなってしまうのだ。でも、そのうち行きたいな。いつかオーロラを見に行きたい(運次第なので大変そうだけれど)。

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