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聖地巡礼〜この杉、でっかいな〜

わたしは名探偵コナンが好きだ。
特に劇場版「迷宮の十字路」が大好きで、もう数え切れないほど観ている。み過ぎて、ほとんどセリフもそらで言えるくらいだ。

あの映画の何が素晴らしいかと言うと、まず舞台が「京都」であるということ。あと、押しキャラの平次くんがめちゃくちゃ活躍してるところ!
京都の観光地が色々でてくるし、京の通り名わらべ唄を暗号にしていたり、手抜きがなく(当たり前かもだけど)京都の情景描写もしっかりされてて毎回じーんとしちゃう。ラストのアクションシーンも最高である。

皆思う事は同じらしく、もう17年も前の作品なのに、歴代のコナン劇場版の中でも結構人気が高いそうで嬉しい。地上波でもまたやって欲しいなぁ。

これだけ好きなのに、聖地巡礼てのをしてなかった。のだが、平次が劇中で言っている「この杉でっかいな〜」の杉の木を見たい、触りたいと急に思い立った。

というわけで、行ってきました。鞍馬寺。

結果、ひたすら「ここが平次とコナンが走った場所…立ち寄った場所…」とよだれを垂らすだけの旅になりました。最高でした。

鞍馬寺本殿自体は映画では内部まで描かれていない。本編の、バイクに乗った犯人を平次とコナンで追いかけて前を通るだけである。

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ここの道!!平次とコナンが通った道!

着いて早々テンションが上がり、写真を撮りまくる。

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ここはバイクで駅構内を疾走した鞍馬駅。ちなみに線路も走ってるが写真撮るの忘れた。この狭い通路を走ってたんだなぁ(笑)

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「この杉でっかいな〜」の杉があるのは、僧正ヶ谷不動堂。鞍馬寺の受付のおばちゃんに、そこに行きたいと伝えると、かなり遠いけど大丈夫?と言われたが、行き方を教えていただいた。

案内図を見せてもらって愕然としてしまった。

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地図の右下にあるのが今いる鞍馬寺の仁王門。ここからずっとくねくね山道を登り、頂上を越えた左上に僧正ヶ谷不動堂がある。

お分かりいただけるだろうか。まぁめちゃくちゃ遠い。

平次が劇中で「普通は仁王門の方から入るんやけど、こっちの方が近道でええやろ」と言っていた意味がここに来て分かった。地図左下の西門から入ればそこそこ近かったのかぁ。

映画では平次を矢で襲った犯人を捕まえるために義経の史跡巡りは中断されてしまったが、これがなければふたりは鞍馬寺にも行っていたんだろうか。

険しい山道を登るふたり、観たかった気もする。

さて、この日登山なんてするつもりはなかったから、パンプスで来てしまった。しかし、行くしかない。「この杉でっかいな〜」の杉を見るために。

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ひーこらいいながら歩いて、とりあえず鞍馬寺の本殿に到着。この時点で汗だらだら。山の中なので風が涼しいのが唯一の救い。

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険しい山道をひたすら歩き続けること、20分弱。見えてきた!僧正ヶ谷不動堂。

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着きました〜。

映画ではもう少し敷地が広めに描かれていましたが、それよりは狭かった印象。

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お目当の木は思ったよりたくさんあって、どれが杉の木か分からなかったので、そこそこデカい木を何本か撫でさすり、「これに平次が…」などと思いを馳せたりしました。ひたすら気持ち悪がられたが満足。

帰りは行きしとは別の西門へと下りて行きます。

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下りの道を歩き続けて西門が見えてきました。ここを平次とコナンは登って、犯人を追いかけて下りて行ったんだなぁ…じーん…

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ここが鞍馬寺の西門。平次とコナンはここから入ったんですね。西門の表札は左側ですが、劇中では右側についていました。

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貴船川に架かる、奥ノ院橋。コナンが犯人を追ってここを走ってましたね。

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こっ、ここは…平次がバイクを止めていた場所!こんなところまで再現されているとは…!!嬉しくて飛び跳ねました(笑)

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その後、脚が震えだしましたが踏ん張って、貴船神社へ。映画のポスターなどに使われてるメインイラストはこの場所ですね。

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最後、貴船神社から貴船口駅まで歩いて向かう際、この看板を見つけました。なんとこの急カーブの看板も劇中に登場しているのです!こんなところまで再現されているとは…!(2回目)今日一テンション上がりました。

結果、下調べ不足でパンプスは底と上がパックリと外れて使い物にならなくなり、ふくらはぎは翌日から、今も筋肉痛で死んでますが、本当に最高に楽しかったです。

次はどこに行こうかな。

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