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雑文集

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ブログやnote、ツイッターに書いたあれこれのアーカイブ。
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2022年11月の記事一覧

20221113

夕飯の買い出しに行ったスーパーマーケットで、おっぱいの小さな青山ひかるみたいなひとがいた。鮮魚売り場に。野菜売り場に。調味料売り場に。行くところ行くところ、そのひとは買い物カートを押していた。買わなければいけないものを忘れずに買えた僕は、けっこう頑張ったんじゃないかと思う。

20221115

スーパーマーケットで荷物を詰めていたら、隣のお婆ちゃんに「お兄さん、これあけて」とレジ袋を渡された。「いやあ、僕もできるかな」と、指先が乾燥ぎみの僕はプレッシャーを感じた。すると指先は汗で少し湿り、一発で開けることができた。立ち去る僕の背中は、幾分か誇らしげだったことだろう。

20210412

何かを読み直そうと、本棚から適当にパタパタ引っ張っていた。見覚えのない装幀の本があった。きれいなデザインだと思った。「カバー装幀 和田誠」とあった。読み始めると、とてもおもしろい。ええセンスしとるで、これ選んだん君か?と思わず褒めた。僕の選ぶ本は、ドンピシャで僕にハマる。 (このツイートは確か、丸谷才一の『笹まくら』(新潮文庫)のことだったと思う)

20221110

今年に入ってから(たぶん今年に入ってから)、新潮文庫の「村上柴田翻訳堂」シリーズを読んでいるんだけど、どれも本当におもしろい。他にも読みたくて買った本がいくつもあるのに、ついついこちらのシリーズから出ている本を開いてしまう。 ただあれなんですよ、このシリーズ。すでに書店どころかネットですら入手しづらい小説が出始めているんですよね。『宇宙ヴァンパイアー』とか『チャイナ・メン』とか。売れなかったのかな。俺、まだ買ってないんだけど。 定価800円くらいの文庫本が、2016年に出